瀬底島のリゾートホテルは、UDS(小田急・コクヨ)が建設を担っています。
瀬底島の集落の中には、百年以上生き抜いた、巨大なガジュマロの木が、集落を風から皆を護っています。癒しのスポットです。 第152回沖縄訪問(17)社長ブログ/沖縄ブログ/恩納村ブログ/恩納村リゾート生活
松葉博雄の社長研究室のアクセス数は、順調に増えています。
アクセスの中で、『瀬底島 ホテル 建設中止』のキーワードで、アクセスされる数が多く、関心の高さが伝わってきます。
そこで、 お昼を済ました後は、瀬底島に、ホテル建設の様子を見学に行ってみます。
瀬底島のホテルは、その後どうなったか、実際に見たいと思って、片山正喜さんにお願いしました。
瀬底島のホテルは、今もまだオープンしていませんでした。前回に、訪れた時の状態と、大きな変化はありません。
工事をしているのやら、していないのやら、工事関係者の人は居るのですが、建設のための重機は入っていません。
ホテルのすぐ側に隣接する、瀬底島の浜辺に行ってみます。
今日は、曇り空のどんよりとしたお天気で、沖縄のイメージがわく、青い海、青い空ではありません。
向こうに見えるのは、クロワッサンアイランドと言われる、水納島です。水納島には、何度か海水浴にいっています。
クロワッサンアイランドの右側に見えるのは、今回行きそびれた、伊江島です。伊江島にも、何度か行っています。
ビーチの海の家には、監視台があって、ホテル建設現場の人達が、すぐに監視台に移動できる、至近距離にあります。
写真を撮るために、瀬底の砂浜に行ってみると、工事現場の方から、松葉博雄の様子を何人もの人がずっと見張っていました。なんだか異様な雰囲気です。
瀬底島のビーチに、波が打ち寄せては、また返していく、悠久の動作が続いています。
久高島は、島全体で久高島を護ろうとする、地域の文化があります。それに対して、瀬底島は、どうでしょうか?
瀬底島は、誰のものでしょうか?このような認識で、瀬底島の自然を護る運動は、組織的に行われているか気になります。
瀬底島リゾートホテルの建設は、都市デザインから名前が変わった、UDS株式会社です。UDSの株主は、小田急電鉄と、コクヨファニチャーで、資本金は3億7500万円です。
コクヨと小田急は、瀬底島をどのように開発しようとしているのか、とても気になります。
今回、実地見学してみて、瀬底島リゾートホテルは、いつ完成するのか、現場の人に尋ねても分かりませんでした。
工事現場を後にして、瀬底の集落の方に入ってみました。
集落の中には、大きなガジュマロの木があって、その近くに民家が少し点在しています。
とても大きなガジュマロで、こういう所が、離島の面影を残しています。
木が大きくなるには、すぐには大きくなりません。大きくなるには、何十年、何百年も年輪を重ねて、ゆっくり大きくなっていきます。
結果的に、大きくなった木には、なんとも言えない、荘厳さを感じます。
ガジュマロの木にとってみても、若いときには、大地に根があまり張っていなく、大きな台風の襲来で、暴風雨があれば、吹き飛ばされる可能性もありました。
住民から、家を建てるときに、道を造るときに邪魔になると、伐採される可能性もありました。いくつもの困難を、なんとか、自然と人間の調和の元で、ここまで大きくなると、もう切るのも、伐採するのも憚れるような、神秘的な魅力をもつようになってきます。
2015年4月11日(土)