目的がないと、行き先の目的がないと・・・本部町字並里 偶然通りかかった沖縄平和記念墓地公園
目的がないと、行き当たりばったりになります。沖縄平和記念墓地公園 第133回沖縄訪問(5)
目的がないと、目的地がないと、
たどり着いたところが目的地になります。
風の庭を出て、ヤンバルをドライブします。
風の庭から丘の方へ行くと、
以前にも来た事がある沖縄平和記念墓地公園があります。
今日は何もないようで、
駐車場にも車は一台も停まっていません。
沖縄の伝統的なお墓は亀甲墓です。
読谷ビーチでは、平地が少ないため、洞窟にお墓が作られていました。
平和記念墓地公園の墓園は芝生墓所です。
ずっと向こうの方までお墓が続いています。
何か戦没者の墓地のように感じます。
でも、戦没者ではありません。
高台の方に、テラスのような、
カフェのようなきれいな建物があるので、
ひょっとしたらお茶でも飲めるかな?
と思い、展望台のような造りの建物に行ってみました。
ここでも人気が全くありませんでした。
これでは、お茶も食事もできません。
でも、静かで静寂を感じます。
なんだか、音のない喧噪から逃れた不思議な世界です。
ヤンバルの山間の中にあって、
市街地よりも少し温度の低さを感じました。
夏なら涼しいと思います。
秋なので寒い感じです。
向こうの方には水平線が見えて、
海が近いことを感じさせます。
偶然通りかかった沖縄平和記念墓地公園なのですが、
沖縄にも色々な施設があることを勉強しました。
何しろ目的がない暇な二人連れで、
この後予定もないし、
気の向くまま片山正喜さんのハンドルに任せて、
次の目的地を探します。
目的がないのに目的地を探すのですから、
途中に何かを見つけられれば、あ!あれは何だろう?
と、気がついたら、それが目的地になります。
アメリカ軍のレーダー基地
見つけたのは、天文台のようなドーム形の建物です。
あそこに行ってみようと、目的地になりました。
かなり山の頂です。お天気が悪く、
雲が低く垂れ込めて、視界も一部悪くなって、
なんだか北海道のロシアとの境界線に来たような、
勝手な雰囲気を感じています。
あれはロシアの国境を警備する国境守備隊の司令部かと、
まがうような建物は、実は近づいて見ると、
アメリカ軍のレーダー基地でした。
立ち入り禁止です。
冷たい雨と風に、外に出る気にもならず、
車の中から頂上部分から周りの景色を見ました。
再び平地に降りて、これから向かうのは買い物です。
今朝、息子から電話があり、
年末年始の沖縄での越年に、
布団とか足温器とかを用意して欲しいと依頼があったので、
ニトリに向かいます。
2011年12月9日(金)