沖縄自炊物語:沖縄前兼久の食堂に一人では行けない理由があります。
沖縄の自炊の話です。食材を選ぶにも、言いわけやら、理由があります。第127回沖縄訪問(8)
沖縄の自炊の話です。ひとりで暮らしていく練習のような、寂しい日々を送っています。考えることは、朝、昼、晩の食事のことです。まず、朝起きると朝ご飯を作ります。鰹で味をとって、玉葱を入れて味噌汁を作ります。
ご飯は、昨日いただいて帰ったご飯を温めます。自炊が面倒なら、外食にしたらいいのに、それはそれで外食はいやなのです。
なぜイヤなのかと言えば、顔見知りのお店に、松葉博雄が一人だけで入っていくと、お店の人は、「松葉さん、奥さんは?」と、尋ねてくるから、一人の理由をいちいち言わなくてはならなくなります。
ひとりで食事をしていると、ひょっとして松葉さん奥さんに逃げられたんじゃないかと、妙な噂も立っても困ります。そういう理由で、ホテルに籠もって食事を作っています。しいたけ昆布は、神戸から持ってきたものです。
ご飯を白米で食べたあとは、ご飯の後半は、しじみ茶漬けです。これは美味しかったです。しじみ茶漬けをなぜ選んだかと言えば、これにも言いわけがあって、普段肝臓に負担をかけているから肝臓に負い目があって、肝臓のために、いいようなシジミを選んでいると言うのがひとつです。
もう一つは、血液検査などをしたときに、肝機能が下がっていると、やはりお酒の飲み過ぎだと言われるので、その非難対策を兼ねています。
このように自分で料理をすれば、献立にも言い訳が入ってきて、選ぶ食材もあれこれ体にいいというよりは、都合がいい理由付けの食材になってくるのです。
お天気が少しずつ回復し、先日結婚式に出席した残波ロイヤルホテルが見えるようになってきました。
手前は、前兼久漁港の小島です。水の青さが違います。海も穏やかです。
北風はとまっているようで、季節の変わり目です。
朝、食事を作ったかと思えばもうお昼です。頭の中で食材を選んでいます。簡単に作るには、インスタントラーメンを使います。お昼はチキンラーメンを作ります。
汁物は、下処理が大切です。まず、ベースとなる味を鰹でとります。昆布や煮干しを使ってもいいのですが、今日は鰹です。
鰹でまず出汁を取って、玉葱・スジコンニャクの冷凍を解凍し、卵を落としてできあがりです。
とても美味しいラーメンができました。日清チキンラーメンの創業者 安藤百福さんに感謝です。
天気は回復して、部屋に居るのが勿体ないくらいのお天気になってきました。
どこかへ出かけてみようと思います。
2011年2月21日(月)