サンゴの村宣言をしている恩納村 恩納漁港ではサンゴの保護活動をしています
サンゴの村宣言をしている恩納村 恩納漁港ではサンゴの保護活動をしています 恩納漁港には、珊瑚を復活させるため、恩納村美ら海産直協議会のサンゴを海に戻す施設があります。 第143回沖縄訪問(18)
サンゴの村宣言をしている恩納村
恩納村では、サンゴの村宣言をしています。
恩納村役場に行くと、サンゴの村宣言の幟がありました。
恩納漁港には、恩納漁業組合が経営する、
サンゴを養殖する温室があります。
ここでサンゴの枝付をして、そして海に戻す活動をしています。
2009年にパルシステム連合会が沖縄県・恩納村と恩納村漁協、
もずく加工メーカーの(株)井ゲタ竹内とともに
「恩納村美ら海産直協議会」を設立し、
サンゴの植え付けを始めてから3年。
毎年組合員が苗をつくり、
恩納村漁協の生産者が植え付けを続けてきた
サンゴが5月30日の夜に初めて産卵しました。
漁業組合の水槽には、枝サンゴが沢山、
骨接ぎ加工を待っています。
水槽には、シャコ貝の小さな貝が沢山ありました。
「これも養殖して、海に戻すのですか?」と尋ねると、
これは、私の内職ですと言われました。
テーブルサンゴは、成長が早く、
2~3年で20~30センチのテーブルに育つそうです。
こんなサンゴの研究なら、私もしてみたいです。
この、サンゴの骨接ぎ加工が出来ると、
定期的に海に沈めていくそうです。
乗船料を払えば、サンゴを海に戻す船に、
便乗させてもらえる、シュノーケルの用意をしていれば、
作業にも参加出来るようです。
恩納漁港は晴天で、空は抜けるような青さです。
20年も前のこと、息子を連れて、二人でこの恩納漁港に来て、
魚釣りをしたことがあります。
この辺りの海には、沢山の岩があって、
針が岩にかかり、なかなか魚が釣れませんでした。
次に、元のANAのホテルに向かいます。
今は、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートという、
外資系のホテルに変わっています。
チャペルがあります。結婚式を挙げるところですが、
今日は結婚式がありません。別のところではベルが聞こえます。
松田光正さんは、車の運転の仕事をしているので、
どの辺りに行けば、どんな施設があるか、
詳しいことを知っています。
観光客が通り過ぎるような場所でも、
その奥には素晴らしい施設があります。
チャペルがある丘のすぐ離れたところに、
浜辺に降りられる、これまで知らなかった階段がありました。
コンクリートの階段を、下に下りて行きます。
その先には、ホテル専用の小さな船着き場があり、
そこには、ホテル専用のヨットや、
クルーザーが、接岸できるようになっています。
水は澄み通って綺麗です。近付いてくるカラフルな魚も、
波の波紋を通して見えます。しかし、水を通して見ると、
屈折率のせいで、ゆがんで見えるのが残念です。
恩納村 サンゴ 関連記事 アーカイブ2013年6月14日(木)