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【沖縄県恩納村前兼久村では、恩納村議会議員選挙の公示中でした。　その7】

 

今日は重陽の節句です。朝7時半に起きると、外は少し小雨のようでした。

これから金城正則さんと一緒に釣りに出かけますが、海は凪のようで、沖の向こうの白波は見えません。

朝、早く起きると、問題があります。それは、朝ご飯を食べられないことです。朝ご飯を作るには、それなりに時間が掛かり、もっと早く起きることになるので、朝ご飯は抜きにします。

金城正則さんの船に乗ると、すぐにエンジンが掛かり、恩納漁港の水路を走り抜けると、右手に見えるムーンビーチの結婚式場のあるムーンビーチ・シレーナ教会は、すぐに通り去ってしまいます。

沖に出ると、パラグライダーがモーターボートに引っ張られて、空中に舞いがり、パラシュートのひもをしっかり掴んで、誰かのんきそうな人が空中散歩をしている姿が見えます。

うちの奥さんも、パラグライダーをしたがっているのですが、一人では絶対嫌なので、松葉博雄と一緒なら乗りたいと言っています。

それならば、結婚○○周年の時に、大空から二人揃って、恩納村のビーチに、待ち受ける参列者の前に、ぴったりと狙いを定めて降り立つプランはどうでしょうか？

まじめに、魚釣りの話です。このあたりには、シイラがいるということなので、今日は冷凍イカを刺身のように裁いて、それを針につけて浮かせながら釣ります。

魚群探知機によると、魚は水面すれすれのところにたくさんいます。

錘をつけないで、船で引っ張りながら釣ってみたところ、なかなか釣れないので、もう1本竿を増やしています。これもイカをつけて、同じようにシイラを狙います。

さらにもうひとつは、アイナをやります。アイナはイカナゴを餌にして、金城正則さんは、手で釣りの糸を引っ張りながら、同時に船の操縦をしています。ポイントとなっている浮きブイの周りをグルグルグルグルと船は回ります。

近くには、釣り客がいっぱい来ました。今見える陸のあたりは、沖縄の大学院ができる予定あたりでしょうか？沖合い2キロのところをグルグルまわっています。

乗り合い船には、5人ほどの釣り客が、いっせいに竿を出して、駆け引きをしています。ちょっと離れてみたところ、誰も釣れている様子はありません。

シイラは諦めて、次はカツオに釣り方を変えます。カツオ釣りの場合は、餌は、シラスというか、キビナゴに変わります。

キビナゴをつけて、水深を深く下ろして、しばらく当たりを待ちます。

ブイのすぐ近くにいると、潮の流れが少し違っているのが分かります。この潮の流れのところに魚がいるのでしょうか？

さっぱり釣れませんので、また場所を替わることにしました。魚群探知機では、魚群はいるのですが、どうも食い気がないようです。

次に移動する場所は、恩納ビーチの方に戻る、先ほど来た道を帰って、真栄田岬の方のポイントに移ってみます。

ここでは、ヒットです！松葉博雄が珍しく、マグロを釣りました！金城さんもまた、カツオを釣りました。結局、釣った魚は、二人で合計2匹だけでした。

釣りに行って、釣れないことを、「坊主」と言います。今日は「坊主」にならなくて、良かったです。

空を見れば、見る見る内に、雨雲が、名護の方面に広がって、一気に雨模様になりそうなので、船は港に帰ることになります。

午前11時43分、いったん恩納漁港に帰ってきました。いったんと言うのは、これからまた食事をした後、出ることになっています。

だけど、空から降ってくる大粒の雨が、大変な状況ですから、どうなんでしょうか？

雲は、低く垂れ込めて、今、パラグライダーをすれば、頭は、雲の中に届きそうで、きっと、びしょびしょになりそうです。雲の発達具合を見れば、筋のように、一筋の特に雨量の多い所が、薄黒く見えて、あの下は、きっと大雨だと予想します。

まずは、大雨に掴まらないで、港に戻り、これから、金城正則さん宅に釣った魚を持って行き、昼食となります。

 

2006年9月9日（土）