キラキラ キラキラ光るものに誘われます。
キラキラ光る、イルミネーションに誘われて、ムーンビーチホテルに入ります。第133回沖縄訪問(2)
キラキラ光るもの、それはイルミネーションです。キラキラ光るもの、それは水槽のコバルトスズメです。
ムーンビーチホテルでは、12月になってクリスマスのイルミネーションが飾り付けされて、キラキラしていました。灯りに釣られて覗くなんて、誘蛾灯に誘われる虫みたいですが、興味があるのでちょっと覗いてみましょう。
ムーンビーチホテルのキラキラ光る灯りに誘われて、ロビーに入っていくと、目立つのは小さいながらも色鮮やかなコバルトスズメの水槽です。コバルトスズメは、コバルト色の光を発色してキラキラしています。
でも、明るい日差しの届く珊瑚礁の浅い海で見るコバルトスズメは、こんな光ではありません。人工では作れないほど、キラキラした綺麗なコバルトブルーです。
ロビーの更に奥に進んでみると、ムーンビーチが見えるテラスに、どこかの高校が修学旅行に来ているようで、生徒達が集まっています。
先生から、これからムーンビーチホテルでのマナーや食事の取り方、自由行動についての注意を受けています。懐かしいなぁ・・・こんな経験、松葉博雄にもありました。
大抵は、半分くらいしか頭に残っていなくて、その場その場に、また誰かに聞き直して、なんとか集団で対処できていました。
おや、変わったものがあります。なんだろうか??近づいて見ると、勝手な名前がついています。「やどかり牧場」です。やどかりが砂地を歩く姿を光を当てて、柵の外から人が見ているようにセッティングされています。
これはなんだか、パソコンの中でバーチャルの世界を作って遊んでいるような思考の延長のように思えました。
と言っても、松葉博雄もやどかりが好きで、腰を据えてやどかりの動きを見ていると、先ほどの女子高校生のグループがやってきて、私に声をかけて、ひょっとして職員と間違えたのかなぁ?と思いながら、やどかりの説明をします。
どこの高校か分かりました。岐阜県立岐阜各務野高等学校でした。
ムーンビーチホテルには、ミーティング解散後の高校生があちらこちらを探索しています。大抵は、2~3人くらいの仲良し同士で、ホテルの売店や施設を順繰り廻っています。
ホテルに帰ってロビーで新聞を見てみると、メガネ一番の宮里孝社長の訃報が訃報欄に記載されていました。沖縄の新聞の特徴に、訃報欄があります。
毎日のように、新聞の下の欄に訃報記事が掲載され、それを読んで、知っている人、おつきあいがある人、なんだかの関係がある人のお葬式に駆けつけます。この訃報欄がなければ、沖縄の地域の交際が円滑にいきません。
部屋に戻って、お腹が空いたので、コンビニで買ってきたおでんを食べる事にしました。ローソンのおでんを買ってきました。選んだのは6品です。
もう一度確かめてみると、ヘルシーな食材と、脂が乗りきった食材がバランスよくとられています。あっさりしたのは、白滝とロールキャベツと厚揚げと卵で、脂っこいのは豚足と牛すじです。
アサヒスーパードライを飲みながら、熱々のおでんをいただき、今夜はかなり気持が重いので、金城家には行きませんでした。気持が重いのはもちろん、宮里孝さんが突然亡くなったことです。
2011年12月8日(木)