もったいないことです。自然を壊して、もったいないことです。
もったいないことです。オクマビーチの自然にブルドーザーを入れるのは、もったいないことです。第132回沖縄訪問(8)
もったいないことです。オクマビーチの白い砂浜に、コンクリートの突堤を作るのは、自然を壊して、もったいないことです。
以前に来た、奥間ビーチの埋め立て地にきました。オクマビーチには2006年に来ていますが、飛行機からもよく見えます。
もったいないことに、砂地をブルドーザーで壊して、防波堤がついています。綺麗な海ですが、9月の台風でちょっと水が濁っています。もったいないことです。
以前来たときは、砂浜に堤を築いたような砂の城でしたが、今は草が生い茂って、自然に溶け込んでいます。でも、もったいない自然を壊すには、しかるべき理由があるのかもしれません。
オクマビーチに、もし、ハワイのような大きな波が立てば、きっとここは、サーファーが集まる、沖縄有数のサーフビーチになったことでしょう。
沖縄にも、サーフビーチがあれば、波の高さが何mもあるような大きな波が、広いビーチにゆっくりと押し寄せるビーチがあれば・・・と、残念に思います。
何の為にこんなに自然を壊すのか、とりあえず石を積んで、長いビーチの真ん中に突堤を作って、景観を壊していました。もったいないことです。
突堤の先端に歩いていき、寄せてくる波を直近で見ると、台風の後の沖縄の海が、まだ、鎮まっていないことが分かります。
白いビーチに、ハマヒルガオのツタが、浜を隠すほど茂っています。ハマヒルガオのおかげで、ブルドーザーで積み上げた砂の防波堤にも、緑のカーテンができました。
これはなんでしょう。柵をして囲っているのは、ウミガメの産卵地じゃないかなと思います。盛り上がらず平たいのは、台風のせいでしょうか???
オクマビーチのスタッフブログを調べてみると、やはり、オクマビーチにはウミガメが産卵に上がってくるようです。
柵をしてあげたことで、4輪駆動の車のタイヤに、押しつぶされないようになります。ウミガメは、卵を産んで、その後2ヶ月で孵化します。もし、人が踏んでウミガメの卵が潰れたら、もったいないことです。今、目の前にある卵は、いつ頃孵化するのか気になります。
2011年10月6日(木)