夏の夕暮れは、暮れそうで暮れない、お父さんの小遣いみたいです 第120回沖縄訪問(2)
夏の夕暮れは、暮れそうで暮れない、お父さんの小遣いみたいです
【夏がきたきた、夏がきた。沖縄の海に夏がきた。渡名喜の海に夏がきた。 その2】
夏の夕暮れは、暮れそうで暮れない、お父さんの小遣いみたいです。ゆっくり夕暮れを楽しもうと、泊港の離島専用桟橋に向かっています。
今、繋がれているのはフェリー粟国とフェリー那覇が、仕事を終えた船が、一休みするかのように、太いロープに結ばれて、しばらく休養しているように見えます。フェリー那覇は明日乗る久米島行きの船で、この船が渡名喜島に途中よってくれることになります。
その隣の船はフェリー粟国です。フェリー粟国は粟国島行きです。
ここには離島の船がたくさん横付けされています。那覇と久米島はフェリー那覇でした。明日の出向の準備が終わったのか、港には人影がいません。久米島商船のコンテナ船です。
さて、晩御飯はどこにしようか考えました。すぐ近くに沖縄船員会館がありました。
神戸にも神戸船員会館があります。船員会館は船乗りのための施設です。宿もあり、食堂もあります。船員会館なら、船乗りの人を対象にした、専門的な店だろうと思います。間違いないだろうと思って、予想していきます。
沖縄船員会館に入りました。
ロビーには水槽があり、水槽にはクマノミとイソギンチャクが飼育されています。
カクレクマノミがイソギンチャクに抱かれるように隠れている姿がかわいらしいです。
船員会館には、一階に附属した食堂ポトスがありました。ポトスで、食べることにします。席に座ると注文をとりにきました。まず、生ビールを注文します。生ビールです。
晩御飯には、ステーキセットにしました。まず、スープ、サラダ、そして調味料がきます。
なんと、リブロースステーキ220グラム、ご飯がついて999円です。
後で、会計の時にわかったことですが、生ビールがなんと200円だったのです。これなら、もっと飲めば良ったと「後悔先に立たず」のことわざ通りです。
あつあつの鉄板の上にステーキがのっていますが、ステーキの上に白いナプキンがかかっています。お店の人の説明は、油はね防止のために、最初にナプキンをかぶせてるそうです。本当にあつあつです。鉄板と肉が合唱するように、ジュージューと言ってます。
ナプキンをとってみました。大きなステーキににんにくがのっています。
バターがあるので、すぐにバターはとります。ソースのA1をかけて、味付けて食べてみます。ちょっと肉に筋があります。安いには理由があります。周りのお客様を見てみると、やはり食べなれた方が多くいます。
レジの傍には水槽があるので、ちょっと帰りに近づいてみると、なんと水槽には藻かと思ったら海ブドウでした。なぜ、海ブドウが水槽に入っているのかと尋ねてみると、お客様に海ブドウを出す間の一時保管で海水につけられていました。
ステーキ定食を食べた後は、ちょっと散歩です。ビールはサービスタイムでなんと200円です。(200円なら、後、2杯は飲みたかった)
もう一度泊港に行きました。港の様子を見ています。あんまり、人影はいません。明日の朝ここからたくさんの船が出て行きます。
今日はロープで係留されている船は、明日はロープをほどかれて離島に行くことになります。
明日の集合は7:30となっています。船は8:30出発です。この船にも乗りたい、あの船にも乗りたいと思います。粟国に行きたいです、渡嘉敷島にも行きたいです。
今日海面は波静かです。空は曇りです。また、いつの日かいく日を思いながら船を見ています。
ホテルRASSO TOMARIに戻り、風呂に入り、ビールを飲んで、テレビを見て、さて、今日は早く寝て、明日の朝に備えることにします。
2010年7月8日(木)