うるま市宇堅の野鳥の森自然公園の展望台からは、海中道路が一望に見えます。
野鳥の森自然公園では、強い風が吹き続けています。第129回沖縄訪問(14)
松葉博雄と片山正喜さんが、サイクリングをしているの向こうの方にポニーが居ます。
ポニーを飼ってる親父さんが、通行の邪魔にならないように、ポニーの鞍下を引っ込めています。
片山正喜さんと相談して、ホテイアオイを摘んで帰ることにしました。夏に花が咲くので、上手く行けば、すぐに花が見られるかもしれません。
橋の下には、もうびっしりとホテイアオイが群生していました。水中にタネを蒔いては増え、またそのタネから発芽したホテイアオイがタネを蒔き、どんどん増えて行きます。
ホテイアオイは寒さに弱いので、本土ならこれだけあっても、冬にはほとんど枯れ、一部の生き残った株がまた翌年に大量発生させるサイクルになっています。しかし、沖縄では、寒さがそう厳しくもないので、枯れないかもしれません。
そうなると、やがて川を埋め尽くすほど、群生するのでしょうか?そうなると、美しい花を付けても、環境には問題です。川の中に光が届きません。
天願川の河川敷を通り過ぎて、宇堅の地区に入りました。宇堅地区には、宇堅福音教会がありました。
宇堅の野鳥の森自然公園に行ってみます。片山正喜さんは、近くに公園がありながら、まだ、一度も野鳥の森自然公園に、行っていないということなので、自転車を置いて、野鳥の森自然公園の高い台に上がります。
野鳥の森自然公園には、沢山の渡り鳥が集まってくるようです。渡り鳥が集まるには、まず、ねぐらがあること、餌場があること、人の危害がないことが考えられます。
沖縄電力 具志川火力発電所が作られる時、用地買収がありました。その時、沖縄電力が提示した、用地買収価格は、今から思えば、破格の価格です。
一度ついた土地の価格は、中々頭から忘れられず、今でも、土地の基準価格は、沖縄電力が提示した用地買収価格より、安いか高いかで、比較されています。
野鳥の森自然公園の、展望台に上って来ました。風が強く、帽子が飛びそうです。展望台からは、勝連半島と海中道路でつながれた島々が一列に広がって見えます。
風力発電機の、重たそうな風車が、今日の風を受けて、ゆっくりと風車をまわしています。
中々いい景色です。これだけの風があると、虫が飛ばされて、虫に刺される心配もありません。ここに上がって、ビールを飲むのもよし、本を読むのもよし、お弁当を食べるのもよし、昼寝をするのもよし、なかなか多面的な使い方があります。
沖縄電力が、宇堅を火力発電所に開発したおかげで、地元にもお金が落ちて、買い手のつかない土地も売れて、一時は、土地長者が出たようですが、そのお金を元手に、宇堅の地域が活性化したようでは、ないようです。
2011年5月18日(水)