沖縄名護市 世界自然遺産ヤンバル 巨大テーマパーク「ジャングリア」の工事進む 

投稿No:9990

沖縄名護市 世界自然遺産ヤンバル 巨大テーマパーク 「ジャングリア」の工事進む 

沖縄名護市の

嵐山までやってきました。

嵐山と言えば、この地域は、

沖縄の自然の魅力を存分に感じられる場所であり、

観光客だけでなく、地元の人々にも

愛されているエリアです。

また、世界自然資産遺産地域になっています。

この綺麗な自然を破壊して、

今帰仁村呉我山にあった嵐山ゴルフ場跡地

やんばるの森があるエリアに、

巨大テーマパーク「ジャングリア」が

建てられようとしています。

土地の広さは60ヘクタールで

東京ドーム約13個分の広さです。

建設予定地を見に行ってきました。

以前見に来たときは、半年前くらいでしたが、

着々と、工事は進んでいるようです。

この、建設予定地は元々、

オリオン嵐山ゴルフ倶楽部がありました。

自然豊かな場所で、景色も綺麗でした。

以前、まだゴルフ場だった時に訪れた際、

ドライブ中だったのですが、

とても綺麗なお庭のようで、

思わず車を停めて、

しばしお庭の芝生に見とれていました。

しかし、綺麗な景観を崩し、

巨大なテーマパークが建設されようとしています。

近くの展望台からは、

とても綺麗な嵐山の景色を

見ることが出来ます。

しかし、大型テーマパーク「JUNGLIA」が

開業してしまえば、

きっとこの場所は

あと数年でリゾート開発されて

この景色は変わってしまうと思います。

ヤンバル地域は 

2021年に世界自然遺産に登録されたこともあり、

その豊かな自然環境が特筆されます。

そのため、地元では

このテーマパーク計画に対する期待と同時に、

自然環境への影響や地域社会への

影響に関する不安の声も上がっています。

特に、世界自然遺産に

登録された地域での大規模開発は、

環境保護の観点から敏感な問題となり得ます。

辺野古の埋め立て問題とは異なり、

やんばるのケースでは

主に自然環境への影響と

地域社会への影響が懸念されているようです。

このテーマパークは、

出来る前から、誰も好意的に

受け取っていないようです。

沖縄の地元の人たちは

経済効果への期待と、

行き過ぎた商業主義への懸念が交錯しているようです。

この地域で長年暮らす住民からは

なるべく今の生活が壊れない動きになってほしいと

声があがっているようです。

「既に工事段階で土日に交通渋滞が起き、

開業前から住民生活に影響が出ている」

との声もあがっています。

パークの観光需要を見込んだ

周辺の乱開発を心配する声など、

これまでの暮らしが大きく変化しかねないことに

根強い不安があるのも事実です。

淡路島公園の景観を壊すゴジラの施設、

パソナの二の舞になってしまうでしょう。

景観を壊し、市民に嫌われた例が淡路市にあります。

芝生の広い広場の対面に、

パソナの子会社が運営する、

ゴジラの遊戯施設が広がっています。

ここは、以前には家族連れの皆さんが

公園を楽しんでいた地区です。

地域住民の静かな公園が、

騒がしい営利施設に占有されてしまったのです。

今回の訪問で感じたのは、

やんばるの素晴らしい自然が

確実に失われつつある現実でした。

建設工事が進み、静かだった森には

機械の音が響き渡り、木々が伐採され、

地面が掘り返されています。

私たちは、自然の恩恵を

享受しながら生きています。

それを壊すのではなく、未来に残していくことが

求められているのではないでしょうか。

やんばるの自然が

未来の世代にも受け継がれることを願っています。

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