社長メッセージ:「JAL(日本航空)株式上場廃止」(2010年2月号)

給与袋に添えて[2月号]

給与袋に添えて[2月号]

JAL(日本航空)株式上場廃止

2010年2月19日を以て、JALの株式は株を売買する市場から消えて行きました。最終価格は1円です。1円以下の評価はできないので1円です。

JALの経営破綻の要因は、報道では組織体質をあげています。別の表現をすれば、顧客満足への取り組みの不足でもあります。

JAL株式を保有していた株主へも株主責任が問われるそうです。何百円で買った人でも1円で評価される株主責任が取らされました。

結局、企業の存続は、顧客が決めることであり、顧客からの評価が得られない企業は、その存続が許されなくなるようで、JALの事例で学ぶことは、顧客の評価を常に経営の基本に置くことの重要性のようです。

2010(平成22)年2月
社長 松葉 博雄


 

 

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