社長メッセージ:「鳥の眼と蟻の眼」(2009年7月号)
鳥の眼と蟻の眼 トマトが熟して来て、そろそろ食べようかなと考えている翌朝には、カラスが先に食べている事がありました。 床にこぼしたお菓子のかけらに、蟻が群がって運ぼうとしています。 鳥の眼は高い所から全体を見渡して、美味しい獲物を狙っています。 一方、蟻の眼は良くこんな所まで、細い物を見つけたなと感心する程、細部を見ています。 企業の経営に於いても、全体を見渡す鳥の眼と、細部にまで眼を配る蟻の眼が必要です。顧客満足を考える時、長期的、全体的な思考は鳥の眼で、眼の前の今接近中の思考は蟻の眼で見る事が求められます。 2009(平成21)年7月 |