営業終了後に、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の方に、新製品のアキュビュー アドバンスとアキュビュー オアシスに関する製品説明会を開いていただきました。

アキュビュー アドバンスとアキュビュー オアシスは、新しい素材のシリコーンハイドロゲルを採用した、2週間交換型の使い捨てレンズです。

担当の営業マンの方が、パソコンとレンズのサンプル、そしてパンフレット等を鞄に詰めて持ってきてくださいました。

とても大きな鞄です。重かったと思います。

まず、アキュビュー・アドバンスの説明からしていただきました。

このアキュビュー・アドバンスは、同じジョンソン・エンド・ジョンソンの２Weekアキュビューと同じレンズデザインで、新素材であるシリコーンハイドロゲルで作ったレンズだそうです。

アキュビュー・オアシスは、シリコーンハイドロゲル素材にジョンソン・エンド・ジョンソン独自の親水性高分子（うるおい成分）を組み込んで、レンズ全体の水分保持力を高め、レンズ装用時の乾燥感を軽減させることを目指して開発されたそうです。

シリコーンハイドロゲル素材の顕著な特徴は、従来のハイドロキシエ チルメタクリレート（HEMA）素材に比べ、酸素透過性がとても高いことです。瞳に届く酸素の量が飛躍的に増えました。

一方で、シリコーンには「硬い」というデメリットもあります。そこで、メーカー各社は、できるだけ軟らかく、今までの素材と遜色ない装用感が得られるように、大変な工夫と努力をされています。

なぜそこまでするのかというと、シリコーンハイドロゲルの高い酸素透過性が、これから、装用者の方の目の健康のために欠かせないからです。

実際にサンプルレンズを手にとって、硬さはどうか、耐久性はどうか、乾燥感はどうか、といったことを確かめながら、説明を聞きます。

現在、使い捨てレンズの市場シェアトップメーカーであるジョンソン・エンド・ジョンソン社から、シリコーンハイドロゲル素材のレンズが発売されたことにより、一気に、シリコーンハイドロゲル素材の普及が進むかも知れません。

お客様に、レンズの特徴など、わかりやすく的確に説明できるよう、今日、勉強した事をしっかりと頭に入れておきたいと思います。

従業員の皆さん、業務終了後の遅い時間まで、お疲れさまでした。そして、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の担当の方、ありがとうございました。

 

2007年2月26日（月）