小西一彦教授退官記念感謝祭 その1【準備編】

 

兵庫県立大学と旧神戸商科大学に足掛け30年、教職として勤められた小西一彦教授が2005年3月末をもって退官されました。

ゼミ生一同はそのために記念感謝祭を開催することにしました。松葉博雄は実行委員会の代表を務めています。

門下生の皆さんと協力して、当日に向けた準備を進めてきました。

準備は一月から始まりました。名簿の整理から、参加のご案内の呼びかけ、会場の設定、価格交渉、感謝祭のプログラム作成などの準備を始めていました。

当初、参加のご返事がなかなかいただけなかったので、参加いただける人数が少なく、予約人数を下回ったらどうしようかと、ハラハラしていました。

いよいよ当日の5月21日(土)になりました。 今日は神戸の街は晴れで、新緑が美しく見えます。

会場は神戸さんセンタープラザ19Fの東天紅です。 ここからは、障害物のない見晴らしで、六甲山と神戸港、そして西と東へ視界が広がります。

門下生の孫さんが一番に来られました。

パソコンを使ってパワーポイントによる映像を、会場に映写するので、その作業の確認にかかります。

発表するのは、小西一彦先生のこれまでの研究活動や、お若い頃の写真も含まれていました。 私も初めて見る小西一彦先生の新婚時代の写真や、留学中のアメリカでの生活を紹介する写真も用意されていました。 皆さんきっと驚かれると思います。

ステージの中央には、大きく「小西一彦教授 退官記念感謝祭」の横断幕を準備しました。

準備万端、式場はすっかりできています。カーテンを閉めて、やや部屋を暗くしています。

5時を回ると、スタッフの役目をしてくれる現役学生の方が、徐々に集まりました。 この現役学生が受付の手伝いにきてくれました。その手順を説明しているところです。今回は一般の方と現役学生とは会費を二重価格に分けました。 これも、小西一彦先生の学生に対する配慮です。

結婚式のようにテーブルに番号をつけ、誰がどの番号の座席に座っていただくか、予め準備している一覧表をもとに、スタッフに説明をしているところです。

今回は、同門会、教職員、社会人MBAの会、応援団OB及び現役団員などのグループ分けをしています。 

音響効果も大事なので、どんなシーンに、どの曲を使うか、念入りな打ち合わせをしています。こうなってくると、まるで舞台監督のようになってきました。
入口には、立て看板を作りました。

ここでも記念写真が写せるようにという配慮のためです。

6時前になると、徐々に受付が混み合ってきました。 これからの注意事項は、お金をきっちり管理して、お釣りを間違えないとか、お名前を確認して後日、記念のCD-Rをお送りするための住所の確認なども受付の大事な仕事となりました。

会場もどんどん賑わってきます。同窓生の皆さんは懐かしい顔ぶれに久しぶりに会い、歓声をあげては再会を喜び合っています。

控えの部屋を用意しています。こちらのほうで小西一彦先生ご夫妻は、時間がくるまで待っておられます。

阪本副学長先生も、控えのお部屋で小西一彦先生ご夫妻と団欒をしながら、これから始まる感謝祭までの時間をくつろいで過ごしていただきました。

いよいよ、準備に準備を重ねた感謝祭が、間もなく始まろうとしています。

2005年5月21日(土)