大阪府立大学大学院社会人大学院:石井真一先生の講義は、経営戦略論です。その後のMUKK仲良しクラブ結成

大阪府立大学大学院社会人大学院:石井真一先生の講義は、経営戦略論です。

大阪府立大学大学院社会人大学院:石井真一先生は、実践的な経営戦略論について事例研究を行いました。

講義に入る前、話しの枕として、雑談がありました。石井先生は、学生の時にアルバイトで旅行会社のツアーコンダクターの仕事をしていました。そのときのことを話してくれました。

ツアーコンダクターで一番問題なのは、予期せぬ緊急事態に遭遇したときの対処方法です。ご自分で経験したのではないのですが、旅行中に思わぬアクシデントがありました。

一つは、飛行機の中で国際線の場合、お酒が自由に飲めます。調子に乗って飲んでると、エコノミー症候群と重なり死亡した乗客がいたので、皆さんも気をつけるようにと言われました。

もう一つは国内旅行ですが、温泉に行き、長湯をしてのぼせてしまい、大変なことになったという事件です。日本人の急性な性格だと、元を取ろうと思い、費用対効果を考えすぎて無茶をしてしまうという事例でした。

今日の講義は、経営戦略論で、講師は石井真一先生です。「新製品開発のマネジメント」について、松葉、谷原、衣川の3名のチームによる報告を行いました。課題は、新製品開発のマネジメントでした。これは優れた製品を効率よく製品化するために考えるべきマネジメント上の問題を議論します。

マネジメントには、個(部分)と全体との調和の問題が存在します。この部分と全体が、ときには相容れない矛盾を起こすことがあり、この二つを調整することがマネジメントの課題となります。

役割分担は、衣川さんがパワーポイントで要旨を発表し、谷原さんはこれを受けて、ホワイトボードを使って板書係をし、説明を加えていきます。

最後に松葉博雄は総括を担当しました。個の部分と、全体の部分の統合。分業と統合の問題。創造と調和の問題など、どんどん分かれていくことと、一つにまとめていくこととの合い矛盾することを新製品開発のために、マネジメントしていく問題点を議論しました。

チームを組んで輪番で発表をすれば、そのチームの仲間意識が湧いてきます。お互いに読んだことを確認し合い、メールを交換し合い、打ち合わせをするたびにだんだんと相互意識が深まってきます。

私たちの他に2組の発表の予定があり、合計3組の発表がありました。それぞれの担当グループは予め用意しているパワーポイントを使っての発表を行っています。その中で、今日の講義の後の予定を変えてしまった発表がありました。

それはビールの製品開発に関する発表です。パワーポイントを使って発表すれば、スクリーンにはビールのおいしそうな缶が投影され、これが私と周囲の人たちの脳に対し、サブリミナル効果を発揮してしまいました。

本来、映画の中に隠したように画像を入れて、見る人の潜在意識を刺激する方法をサブリミナル効果と言いますが、これは以前には頻繁に広告活動にテレビなどに応用されていましたが、今は禁止されています。

発表者側にその意図がなくても、見るほうのおじさんたちはもうすっかり頭の中にビールが焼きついて、講義が終わるとすぐに誰からともなく、今夜は一杯という声がかかり、4人で難波に出かけていきました。

前回行った回転寿司にまた行くことになりました。

今日のメンバーは、植田さん、木村さん、川辺さんと松葉博雄の4人です。この4人の頭文字を取って、MUKK(ムック)仲良しクラブが一同に揃いました。

今日の話題は、夏休みが近づき、しばらくはMUKKクラブが会えなくなるので、ここは奥さんも巻き込んで、どこかで食事会をやろうという計画をさらに詳細に煮詰めています。

家に帰れば、それぞれ今日あった話を奥さんにしていますが、仮に松葉さんの話題になっても、まだ松葉さんの顔を奥さん方は知りません。そこで、お互いの奥さんを紹介し合おうということになりました。

そうすれば、MUKKクラブも家で公認されることになります。日本は今、国際連合の常任理事国入りの運動をしていますが、私たちはオジサンクラブを公式なMUKKクラブとして、奥さんに承認してもらうようにいろいろと諸活動をやっているのです。

もっともっと夜更かししたいものの、明日は朝9時からマクロ経済学の講義があるので、ジョッキ2杯で今夜はお開きとなりました。

2005年7月1日(金)