コンタクトレンズの研究の為に東京へ~東京駅、文京区本郷 東京大学法学部、鳩山邦夫事務所~
今日は普段と変った事をしています。いつも行くところと違って、近隣を飛び出して、新幹線に乗って、東京に行きます。
目的は、コンタクトレンズ研究の為、東京の取引先を訪問することです。
神戸新空港から羽田までの飛行ルートも考えました。しかし、神戸新空港は近いものの、羽田から東京の文京区まではアクセスが少しかかるので、選んだのは新幹線でのルートでした。
神戸から東京までは、新幹線ののぞみに乗ると、約3時間です。
新神戸の駅には、兵庫県で開催される第61回国体「のじぎく兵庫国体」のマスコット「はばタン」が置いてあります。
東京駅に着くと、東京駅の柱には、平成21年にスタートする裁判員制度の広告がありました。
「その時自分ならばどうする」というキャッチコピーで訴えています。
アメリカ映画だと、裁判には民間の普通の市民皆さんが、裁判に参加し、裁判長へ有罪か無罪かの意見の判決をするシーンがあります。
いよいよ、日本にもこれに近い制度が始まりそうです。もし、裁判所から、○○の審判について、陪席してくださいと通知があれば、よっぽどの事がなければ、裁判所に出かけ、裁判に陪席し、評決をすることになります。
「え~~!そんなん聞いても、え~~!なんであたしが!?え~~!そんなんできへんわ。」と戸惑わないように、今から、じわじわと世論作りをしているように、広告を見て思いました。
JR東京駅の八重洲口には、大丸百貨店があります。この大丸百貨店の上に上がってお昼をいただきます。
大丸百貨店の食堂街で、お昼を選ぶなんて、いかにも東京の事情のわからないおのぼりさんと思われても仕方がありません。
東京駅の構内にある百貨店ならば、きっと洗練された売り場ばかりだろうと、思って、紳士服売り場を横切って、食堂街にいってみましたが、正直なところ、紳士服のこのお店作りでは、東京に初めて来た地方の人の方が驚くほどの田舎くささでした・・・。
きっと、東京のど真ん中の八重洲口なので、思うにまかせた改装工事が何十年も出来ないまま、地方の方がどんどん垢抜けた店舗作りを進めた結果なのかな~とマーケティング的な現地調査となりました。
東京駅丸の内口の前には沢山の高層ビルが建っています。
これは、中曽根内閣が民間活力を導入していた時、高さ制限を緩めたことによって八重洲口には沢山のビルが建つようになりました。
今では、皇居を見渡せるほどの高さのあるオフィスビルが、雨後の竹の子のように、どんどん建っています。
JR東京駅は古い建物でレンガ造りです。明治5年(1872年)
新橋-横浜間に初めて鉄道開通しました。その当時、この辺りは、江戸城のすぐ傍の大名屋敷が立ち並ぶ場所でした。
東京は桜が満開でした。神戸を出たときには、神戸の桜はほとんど咲いていませんでした。それが、東京に降り立った、八重洲口で満開の桜を見て、東京の方が神戸よりも桜にとっては暖かいのかと驚きました。
先ほどの大丸百貨店での昼食が終わり、少し時間のゆとりがあったので、東京駅の周りの写真を撮ってみました。
東京駅前に銅像が立っているので、誰かかいな?と見てみると、知らない人でした。
よく調べてみれば、東京駅にあるからには、きっと鉄道に関係していたという予感は正解でした。
井上勝という人です。この方は鉄道の父といわれる方です。日本の鉄道は、新橋-横浜間の鉄道レールを敷くときに、鉄道の幅を欧米と異なる、狭道を選んでしました。
「♪線路は続くよとこまでも♪」と歌われるように、一度埋設されたレールの幅はその先も、横浜から東海道線を経て、大阪まで、さらに山陽本線となり、九州まで、どんどん狭い幅のままのレールが日本中に敷かれてしまいました。
狭いレール幅だと、その上を走る台車と車体の幅も狭くなり、輸送力と安定力に欠ける結果となってしまいました。世界の標準は4フィート、8+1/2インチ(1435mm)新橋-横浜のレールの幅は、3フィート6インチ(1067mm)でした。
東京駅の重厚な造りに感心しながら見てると、東京駅の中にはホテルもあります。
東京ステーションホテルといいます。JRが民営化になって以来、色々なことが起きていますが、東京駅の一部がホテルになっていることを知りました。
そこで、目指すは東京大学です。地下鉄丸ノ内線に乗って本郷三丁目に向かいます。
電車の中では結婚シーズン真っ盛りですから、ゼクシィーの広告がつり革広告しています。
2006年の結婚披露について書いています。やはり、女性にとっても男性にとっても結婚は重要な問題なのでこういう本は売れるのでしょうか。
結婚費用は平均291万円で、花嫁衣装2.3着で34万円だそうです。へぇ~高いな!と思っているうちに、地下鉄の本郷三丁目に着きました。
東京大学へ行く途中、本郷通り沿いに鳩山邦夫事務所がありました。
こんなところに鳩山邦夫さんの事務所があったので驚きました。大きなマンションが一つと選挙事務所がありました。
東京大学の中に入って安田講堂を見ることにします。
キャンバスを中に入っていくと立派な校舎が並んでいます。
校舎はいずれも歴史のある古い建物です。
東京大学法学部は丁度、今、司法試験の合格者の懇親会をやっていました。
東大法学部の入り口を入って中の様子を見てきました。
非常勤講師控室があります。ここに呼んでもらえるようになればいいのですが、そうにはいきません。
建物の中はとても薄暗く、日が当たっていません。季節の変わり目、一日の変化がなかなか届かないような、冷たいコンクリートに囲まれた学舎であることがわかりました。
東大法学部の一階には学生実習室があります。春休みですが、パソコンに向って学生の方が勉強しています。
この実習室には、他校の学生が入らないで下さいと書いてあるので、これまでには、中には東大生だけでなく、おそらく他校生が入っているのだと思います。
法学部をくるっと周ってそろそろ本来の目的地へ行くことにします。
東大の敷地の西側を南北に走る道は、本郷通りです。
お寺の周りに集まるお店は門前町を作ります。
東大の周りには、本屋さん、食べ物屋さん、顕微鏡などの研究用具を売るお店が集まり、大学前商店街を形成しています。
2006年3月28日(火)