日帰りツアーは、「かんぽの宿美作湯郷」になりました。日帰りツアーは、事前予約をしないと、行き当たりばったりでは難しいようです。
日帰りツアー:美作への日帰り近隣ツアー(2)
「道の駅・彩菜茶屋」で食材を購入した後は、日帰り温泉を受け入れてくれる旅館かホテルを探します。
当たってみたのは、湯郷石橋ゴルフ倶楽部に隣接する、「湯郷温泉・美春閣」です。
石段を下りて、「美春閣」の正門に向うと、さすがというか、岡山の焼き物の備前焼の大釜が、据えられています。
ホテルに入って、日帰りツアーの申込をすると、入浴だけならOKですが、お部屋で食事となると、予約がいるそうです。
何人来るか分からない食事の用意をすることは、採算が無理なようです。
フロントのアドバイスで、近くにある、「かんぽの宿美作湯郷」に行ってみたらどうですか?ということでした。
すぐ近くなので、行ってみて、フロントで尋ねてみると、入浴はOKで、食事は食堂で食べるのは可能だということになりました。
お部屋でゆっくり食べて、お風呂に入って、少し昼寝でも出来たらと期待していましたが、部屋を使うには予約がいります。
「かんぽの宿美作湯郷」も、石橋ゴルフ倶楽部に隣接していて、食堂からゴルフ場の芝生が見えます。
遠くに見えるのは、中国山脈のその中で、高い那岐山です。
入浴料だけだと、予想以上に安く、500円で、近所の人には、11枚綴りが5000円で売られています。
「かんぽの宿」は、民主党政権に変わったとき、売却をストップされ、かんぽの宿を一束にして、激安価格で売る計画が中止になりました。
お昼は、松花堂と和定食を一つずつ頂きました。
松花堂は1890円で、和定食は1575円ですが、見た目には、安い和定食の方が若干豪華に見えました。
これにノンアルコールビールを注文して、飲んだつもりで、周りの景色を見ます。
ゴルフ場では、プレーする人の姿が見当たりませんが、食堂からじっと見られるとプレーする人には、ちょっと良い所を見せようかと、思えば、プレッシャーになります。
それにしても、突然、「かんぽの宿」にやってきて、松花堂と和定食を注文すれば、10分ぐらいで、揚げたての天ぷらや、熱々の茶碗蒸しなどのお膳が整うのは、なぜでしょう?
子細に見てみると、保存の利く食材が多くあります。作り置きの料理もあります。
食べ物は、いくら注文が来るか分からない中で、突然の注文にも応じるような、仕事の仕組みが出来ていることが伺えます。
ゴールデンウィークの時には、大変な賑わいだったそうですが、平日なら、予約は禁煙・喫煙の部屋も選べ、朝食だけの泊まり、夕食と昼食の2食つく泊まり、さらには、お料理も鶴山プラン8800円、那岐プラン10500円、吉野側プラン13800があるようです。
これも、レストランの担当の女性が親切で、愛想も良く、細かいことを教えてくれたお陰で分かりました。
やはり、民営化に向い、サービスを意識し、教育が行き届いた結果でしょうか。
2010年5月6日(木)