「国民休暇村竹野海岸」では、カニのシーズン前で、カニは食べられませんでした。竹野浜海水浴場が近く、夏であれば泳ぎたいところです。海水浴の代わりに、玄武洞見学です
但馬へ近隣ツアー(6)
2009年10月22日(木) 今回のツアーで泊まったところは、兵庫県豊岡市竹野町竹野にある「休暇村竹野海岸」です。
海岸線より少し標高差があるようで、景色は海が見えて良いのですが、温泉は果たして、自然温泉なのか分かりません。
朝食はバイキング方式で、あれやこれや、たくさんの品数を選べ、味噌汁もついて、美味しい地元産のお米で、いつになく、お代わりをして、ご飯を2杯食べました。
ご飯は、意外にお腹に溜まるのです。減量は難しいのですが、増量は簡単です。
「休暇村竹野海岸」から、海岸線をドライブしながら、もう一度、出石の方向に戻ります。
午前中の予定は、豊岡市にある「兵庫県立コウノトリの里公園」を訪問することになっています。
途中に、城崎温泉を通過します。
JR城崎の駅前は、市街地にある駅前とは趣が違って、温泉街の風情を、駅前から発進しています。
JR城崎温泉駅は、すぐ近くに、円山川が流れています。
円山川は、近年、台風で堤防が決壊し、その後、治水のため、河川改修の工事が進んで、今では、改修工事も一段落しています。
円山川の河口付近は、川幅が広くなっています。
川を渡って、玄武洞公園に向かいます。車を停めて、舗装された山道を歩きます。途中、休憩所があり、そこには、ボランティアの案内をしてくれる方が、「無料ですから」と声を掛けてくれました。
案内の方について、山道を歩くと、前方に大きな断崖があり、洞窟のような洞穴が見えます。
近づいてみると、これが特別天然記念物の玄武洞です。
玄武岩は、160万年前の火山活動の際、流れ出た溶岩が冷えて固まったものです。一時期、人が岩を取り出し、少し自然を壊したこともありますが、ほとんどが昔のままであることを強調していました。
江戸時代の儒学者が、この岩を見て、玄武の模様になっていることを示し、以来、玄武洞と名付けられ、そこから、玄武岩の名前が全国に広がったようです。
地質学の興味のある人であれば、何時間でも興味が尽きないと思いますが、松葉博雄は、地質学に不案内で、15分ぐらいの見学で終わりました。
次は、コウノトリの里へ向かいます。