世間では、飲酒運転の自粛が広がり、飲食店では、アルコールを伴う料理は、敬遠されています。淡路市富島の活魚料理「いちじろう」では、播磨灘の取れ取れの魚がいただけるのに、車で来ると飲めません
炭焼き穴子を「魚増鮮魚店」で買って、次に昼食はどこで食べようかと、次のお店を探しています。
2009年2月19日(木)近隣ドライブの続きです。すぐ近くに、淡路市富島にある、活魚料理「いちじろう」がありました。
以前から、「いちじろう」の看板には、気が付いていました。
今回は、震災後の道路整備が進み、「いちじろう」の店の隣に、専用駐車場が出来て、車を停めやすかったから、「いちじろう」にしました。
お店を入ったときは、ちょうど12時ごろですが、お客さんは誰もいません。
調理場に、若手の職人さんがいたので、「まだ始まってないのですか?」と心配して尋ねてみると、「大丈夫ですよ。どうぞ座って下さい」と言われ、石油ヒーターの近くが温かい場所なので、「こちらへどうぞ」と席を案内してくれました。
さて、何を食べようかと、迷っていると、メニューを渡してくれました。
寿司の値段は、特上、上、並と、3段階あります。特上の横には、値段が「時価」と表示されています。寿司屋の「時価」には気をつけろと、言われたことがあります。
念のため、「時価っていくらですか?」と念を押すと、今日の時価は、2500円でした。
心配するような、びっくりするような時価ではないので、この店だったら、安心と思いました。
カウンターの前に並んでいる料理皿には、飯がたくさん入った飯蛸、カレイの唐揚げ、川津エビが並んでいたので、1皿ずつ頂きました。
ここで問題が出ました。
こんなに美味しそうなお寿司を前にして、車で来ているため、ビールが飲めないのです。また念を押して、質問です。「ノンアルコールビールはありますか?」と尋ねると、「置いています」とのことです。
「ノンアルコールだったら、飲酒運転になりませんか?」と念を押すと、「大丈夫です。アルコールは入っていません」と明確な答えがありました。
地元産の美味しそうなお寿司は、穴子、鱧の梅肉、鯛、ウニ、ススキなどが厚めに捌かれ、一人分を食べるだけで、十分な量がありました。
最後に、赤だしをお願いして、持ち帰りようには、穴子の箱寿司を包んでもらいました。
これだけ食べても、1万円程度なので、安いなぁと思いました。
お店の若大将は、親父さんから指導を受けて、寿司を握っていますが、以前は、大阪や神戸に修業に出た事があるそうです。
親父さんと若大将は、共通した質問は、
①「お客さん、どこから来たんですか?」
②「お客さん、淡路は何回目ですか?」
③「お客さん、淡路に何しに来たんですか?観光ですか?」
と、会話を弾ませる話題をお店側から出してきました。
このサービス精神は大切なことです。松葉博雄も尋ねてみました。「最近の景気はどうですか?」と尋ねると、「飲酒運転の自粛のことがあり、夜はさっぱりですわ」とのことでした。
繁華街の真ん中ではないので、お店に来るとなると、車になり、酒を飲まないドライバーと一緒でなければ、駐車場を用意しただけでは難しいなぁと思いました。
大きな地図で見る