篠山病院リハビリテーションセンターの駐車場で、お姉ちゃんが診察の合間に病院から出て、りんりんと再会したことを思い出します 【りんりんを偲んで─第3弾─その2】
大手門前で鯖寿司のお弁当を食べた後は、お城の中心にある、大書院の方へ行ってみました。
平日なので、人影は少ない方です。
秋の風のない温かい日和です。
春の桜も見事ですが、秋の紅葉、かえで、銀杏などの紅葉も見事です。
天守閣のあった最上段に、青山神社があり、篠山城の城主であった、青山家のご先祖様をお祀りした神社です。
ここの紅葉は、一段と艶やかで、観光客の皆さんは、ここに来ると、感嘆の声を上げていました。
一番高いところから、篠山盆地を360度パノラマで見てみます。
盆地とはよく言ったもので、周囲は全部山に囲まれています。
「飲食はご遠慮下さい」と大手門で書いていたのですが、周りを見れば、芝生の上でお弁当を広げて、秋の清々しい野外の食事を楽しんでいる人もいました。
酔っぱらって、周りに迷惑を掛けるとか、ゴミを散らかして困ってしまうとか、人に迷惑を掛けなければ、お城の隅の芝生で、お弁当を食べるぐらいは、いいのではないかと思いました。
あまりに美しい秋の日なので、写真に撮って残しておくことにします。
奥さんを写しましょうと勧めても、「結構です」と言われ、松葉博雄を写すことになりました。
大書院の前、青山神社の前、紅葉の前などで、写しています。
今日、着ているヨットパーカーは、ハワイのワイキキの「AX」で買ってもらった服です。
お城を出て、ちょっと車で城下町を一回りしてみます。
市役所をすぐ前には、武家屋敷の通りがあって、今も玄関だけが茅葺き屋根で保存されている屋敷がありました。
篠山市に来た理由は、りんりんの思い出を辿る追悼のツアーです。篠山市には、町の中心地に、篠山病院があります。
この篠山病院に、松葉博雄の次女が、かつて、病院研修のために、数週間限定の研修宿泊がありました。
りんりんは、このときに、激励に病院訪問をしたことがあります。りんりんは、車で篠山病院のリハビリテーションセンターの駐車場で、お姉ちゃんが病院から出てくるのを待ちました。
休憩時間の短い時間を利用して、りんりんは、しばらく会っていなかったお姉ちゃんに会いたくて、会うと、一直線に飛びついていきました。
りんりんとお姉ちゃんは抱き合って、再会を喜んでいたことを、今日の追悼ツアーで思い出しています。
あの日から、もう何年も歳月が過ぎていますが、篠山病院のリハビリテーションセンターに来てみると、つい昨日のことのように思い出します。
2008年11月13日(木)