ハイビスカスの花の命は短くて、わずか1日で萎みます。室内から外に出す時期を誤り、3ヶ月回復に掛かりました。
2008年8月下旬のことです。ハイビスカスが見頃になりました。
毎年、秋になると、枝を払って、少し小さくして、部屋の中で越冬します。
春になると、適当な温度に、野外に出してやります。ところが、今年は、部屋から外に出す時期を誤ってしまいました。
春先のぽかぽか陽気になってきたので、外に出して、日に当てて、これから外で元気に花を咲かせて欲しいと思っていた頃、戻り寒波があり、一夜にして、霜枯れしてしまいました。
5月になって、やや回復し、6月になって、普通の状態に戻り、7月になって、開花の準備が始まり、8月になって、やっと毎日、ハイビスカスの花が咲くようになりました。
わずか1週間ほど、外に出す時期を誤ったために、ハイビスカスのダメージ回復に、3ヶ月ほど掛かっています。
なんとも、ハイビスカスには、気の毒なことをしてしまいました。
お詫びに、野菜ジュースを作った後の絞りかすなどを水で薄め、肥料になるように、根本に掛けてあげています。
リカバーの効果が現れ、今日は、すべての鉢から、ハイビスカスの美しい花が咲き誇っています。
夜になると、照明を付けて、夜桜ならぬ、夜ハイビスカスをビールを片手に楽しんでいます。
僅か1日の花の命です。しっかり讃えて、褒めてあげましょう。