兵庫県立大学水泳部「淡泳会」の夏のカーニバルが、2008年も開催されました
2008年8月3日(日)のことです。兵庫県立大学水泳部は、神戸商科大学の時代に、「淡泳会」という、OB・OG会を作っています。
「淡泳会」の田中省次会長から、平成20年(2008年)度「淡泳会~夏のカーニバル~」の案内状が届いています。
毎年恒例の「真夏のカーニバル」に来て、現役部員や淡泳会の会員との交流を勧めています。
毎年、8月に入ると、第1日曜日が、夏のカーニバルの予定日です。
地下鉄の学園都市駅を出て、大学の方へ行く要所要所に、現役水泳部員たちが、案内の小さなプラカードを持って、道が分からない方に対して、案内をしています。
カンカン照りの8月の日照りの下で、どんな人がOBか、分からないまま、じっと看板を持って立っているのも大変な役割です。
学園都市駅から兵庫県立大学神戸学園都市キャンパスプールまでの道は、何度も通っているので、案内がなくても大丈夫です。
普段は、車で来ていることで、歩道を歩いていませんが、校門からプールまでの坂道があり、緩やかなスロープを、蝉の鳴き声を聞きながら、汗を拭いて、歩いていきました。
夏休みに入って、人影はほとんどありません。体育館の周りには、部室があるので、練習をしている部員がちらほらいました。
夏のカーニバルの開催時間は、午前11時から午後3時頃までです。プールに入ってみると、すでに、現役学生と元水泳部員のOBたちが、泳いでいました。
泳がない淡泳会の人たちには、日陰になるように、テントが用意されています。
テントの中で、うちわを仰ぎながら、現役部員の泳ぎっぷりを見ています。
松葉博雄も、すぐに水着に着替えて、3コースを使って、真夏の日照りの下、野外プールを楽しみます。
水温は、生温く、水道水が注入される辺りに来ると、少しひんやりと水の感触がありますが、泳ぐには、少し熱い感じです。
卒業したOBは、企業に入り、社会人となると、なかなか泳ぐ時間がありません。それでも、以前の水泳部の時代を思い出し、適当な相手を探し出し、競泳をしています。
プールのコースロープに掴まって、現役学生と、OBたちの競泳ぶりを横から見て、写真を撮ってみました。
競泳は、せいぜい50メートルぐらいまでです。
普段練習している現役部員に、ややメタボリックになったOBが、長距離で適うわけがありません。
25メートルなら、思いっきり持っている力を振り絞り、現役部員に立ち向かえるようです。
白い水しぶきが、泡立ち、力一杯泳いでいることが伝わってきます。
少しぐらいの差なら、OBも満足そうです。でも、買った負けたと、喜んだり悔しがっている声が聞こえてきます。25メートルでは、大差は付きません。
夏のカーニバルのために、プールサイドには、兵庫県立大学水泳部の部旗を張り、柱には、最近の試合の結果として、個人のタイムを書いて、貼り付けています。
兵庫県立大学水泳部は、神戸、明石、姫路とキャンパスが別れているので、全員が集合して、練習をしている訳ではありません。
試合結果を一覧表にして張り出すと、キャンパスが違っても、誰が早いか、何の種目が得意かということが、よく分かりました。
松葉博雄は競泳には参加しないで、とりあえず黙々と目標の2000メートルをノンストップで泳いで、だいたいの目標タイム以内であったことを確認して、プールから上がります。
この後、学生食堂で、交流会に移ります。