8月6日 広島市原爆被爆の日 広島平和記念公園と原爆ドーム
投稿No:9603
8月6日 広島市原爆被爆の日 広島平和記念公園と原爆ドーム
8月6日 広島市原爆被爆の日
注)写真出典 広島市HP
今日は、広島市に原子爆弾が投下された日です。
私の母から聞いたはなしですが、
私の祖父松葉眞一は、
広島の大本営付属病院で勤務経験のある医師でした。
そのご、竹原市忠海で地域の医療に貢献していました。
8月6日のあと、広島に新型爆弾が投下され
被災者がたくさん苦しんでいるとの情報が入り
祖父は、少しでもお役に立てたらという気持ちで
忠海から広島市へ向かいました。
広島から逃げてきた被爆者を見て
驚くとともに、とても老齢の自分には
手の施しようがないほどの悲惨な被爆者をみて
引き返してきたという話でした。
祖父の見た被爆者の病状は
地獄絵図のような、むごい被害だったようです。
この話を原爆投下の日に伝えたく思いブログにかきました。
以下は、過去の記事のリメイク版です。
平和記念公園に向かいます。
途中で広電の新型車両を見かけました。
地球温暖化の問題が深刻化するなか、
世界的に車社会の反省から
公共交通の見直しが進んでいます。
米国やドイツ、イギリス、フランスなどで
は路面電車が新たに登場しています。
日本では高度成長期以来、
廃線が続いてきましたが、
ここ広島では健在です。
前日までの大雨の影響で、
空には重くどんよりした雲が広がっています。
平和記念公園は、蒸し暑いなか、
大勢の方がお参りに訪れていました。
平和記念公園を北に歩いていくと
原爆ドームがあります。
広島には1945年8月6日、
世界で初めて原子爆弾が投下されました。
一瞬で広島の街を焼き尽くしましたが、
現在原爆ドームとして知られている建物
(広島県産業奨励館)は
全焼したものの倒壊は免れました。
原爆ドームは1996年12月に
ユネスコの世界遺産に登録されています。
間近で見ると建物の
損壊の様子がよくわかります。
悲惨な戦争と原爆の被害を
思い出させる建物を残すことに対して、
賛否両論があったそうです。
見るだけで辛いことを
思い出すので撤去して欲しいという声と、
これを見て平和への
新たな思いを抱いて欲しいという声です。
市内のほぼ中心にある
相生橋はT字型をしていて、
上空から見つけやすいことから、
この橋が原爆投下の目印になりました。
原子爆弾は上空580メートルで爆破しました。
その時発生した爆風は
音速を超えたということです。
1945年から2023年で78年が経ちました。
原爆ドームは屋外にあるので、
その保存は永久にできるわけではありません。
日本には地震も多くあるので地震も心配です。
注 この記事は従業員投稿記事のリメイクです