神戸まつりは、フラワーロードから元町までの広い範囲で盛大に行われました（2）　第３８回神戸まつり

神戸まつりのパレードは、1時過ぎから始まりました。道路脇には溢れんばかりの人で、パレードをゆっくり見られる状況ではありません。夏日和の暑さも重なって、炎天下の中で人混みの中に立っているのは過酷でした。

パレードの1番目は、なんと！生誕25周年の東京ディズニーリゾートのミッキー、ミニーや仲間たちでした。ミッキーの型の窓のついた、かわいいバスに乗って登場です。

ミッキー、ミニーの姿が見えると、子供からお年寄りまで、幅広い年齢の方が歓声を上げて、片手でカメラや携帯で写真を撮りながら手を振っていました。

何歳になっても、近くで会えたらワクワクするものですね。

それだけ皆さんのパレードのお目当てがミッキーとミニーだったのか、ディズニーのパレードが通り過ぎると、あれだけ周りにたくさんいた人が、サァーっと帰って行きました。

 

それでも今まで後ろで見ていた人たちが、空いたスペースに入ってきたので、またたくさんの人でいっぱいになりました。

バトントワリングのパレードです。高く真上にバトンを投げて、キャッチしながら行進していきます。

落としたりしないか、意地悪に見ていましたが、誰も失敗することなく、さすがだなぁと思いました。

バトンの次は、海上自衛隊の吹奏楽です。真っ白な格好いい制服が、晴天の中、とても映えて、より格好良く輝いていました。

子供たちの元気な掛け声が聞こえてきました。御輿を担いで、元気に行進しています。

先ほど練習していた、幼稚園の子供たちの演奏パレードです。みんな一生懸命演奏していて、とても上手でした。

いつも登園するときに子供たちが乗っている、園バスのネコバスも、後からついて来ていました。子供たちの可愛らしさには、思わず頬が緩みます。

神戸市消防隊の吹奏楽です。先ほどの海上自衛隊と違って、赤と白の制服で、これもまた鮮やかで素敵です。

レスキュー隊の制服を着た消防士の方が、子供たちに手を振り、握手をしながら進んでいきます。特に男の子は、嬉しかったのではないでしょうか。

こういう機会でないと、近くで見られないので、とても子供たちに夢を与える握手で、その光景を見ながら素敵なパレードだなと感じました。

神戸市長の矢田立郎さんと、神戸市の姉妹都市であるアメリカのシアトルの方が車に乗って登場です。

その後に、神戸まつりの「おまつり大使」のきれいな女性3人も車に乗って、皆さんに笑顔で手を振っていました。

今年の「神戸まつり」のキャッチフレーズは、「こうべから、歌声！かけ声！笑い声！」でしたが、その通りの迫力のある、楽しいお祭りでした。

一生懸命がんばる子供たちや、練習を重ねてきたサンバや演技を見ていると、少し元気をもらえたように思います。

2008年5月18日（日）