組織は戦略に従う コンタクトレンズメーカー各社は、新たな経営戦略を練っているようです。
投稿No:7952
組織は戦略に従う コンタクトレンズメーカー各社は、組織改革をし深く静かに新たな経営戦略を練っているようです。そろそろコンタクトレンズメーカー各社は、次の一手を考えているようです。
支払日は、秋晴れの素晴らしいお天気です。
台風24号が接近中で、
この後のお天気はすぐに崩れそうです。
今月の話題は、
先日メニコンの記事がヤフーで紹介されたことについての意見が多く出ました。
メニコンはメルスプランを推進することで、
海外企業の使い捨てレンズによる市場に、
日本企業としての存在感を示すことができました。
メニコンとシードの市場シェアも
予想以上に回復していることに
他のメーカーの皆さんも驚いていました。
今日、メニコンから
二つのマル秘の情報をお聞きしました。
企業秘密の情報なので、ここでは紹介できません。
どの業界でもいえることですが、
コンタクトレンズ業界にも、
ライバル企業が存在しています。
一方の経営戦略が大当たりすれば、
他方の企業はその対抗策を考えてくるのが普通です。
メルスプランに対して、
複数の有力企業は、対抗策を練っているようです。
対抗策は新たな商品・サービスで対抗するか、
それともあらたな仕組みで対抗するか
のいずれかになります。
既にその徴候は市場に表れているようで、
メニコンとしてはメルスの成功を
喜んでばかりはいられません。
アルコンの延岡義満さんの話では、8月末から9月にかけて、
二つの台風がアルコンの売れゆきに大きく影響したそうです。
それは、小売店でも同じ事が起きているように共感します。
台風は防ぎようのない自然現象なので、
仕方がないと思うか、
それとも台風で失った売上げ機会を
いかにして回復するかを考えるかは、
現場責任者の判断です。
シードの中野隆一さんと池田永加さんは、
最近活発なマーケティング活動をしています。
Yahooニュースでも、
国内企業のメニコンとシードが、海外企業に対して、
劣位を挽回していることが書かれていました。
現場で感じる事は、シードの浦壁昌広社長が
シードの社員を元気づけていることが伝わって来ます。
浦壁昌広社長が社員に頼んだ仕事は、
途中の経過報告をきっちりと求めていて、
報連相が無い場合は、社長の方から確認が入るそうです。
社長が自分の仕事を見ていてくれている、
仕事に対して評価をしてくれているという
社員からの意識が、経営成果に表れているようです。
浦壁昌広社長は、
イノベーションに対する意識を大切にしています。
これまでしていなかった販売方法や、
組織について、社員からの提案があれ、
強く支持しているようです。
ボシュロムの嶋岡邦寿さんとは、
最近、さんプラザのビルの中でよく出会います。
先日も同じ飲食店で、
偶然嶋岡邦寿さんと出会いました。
どうやら私が利用するお店と、
よく被っているようです。
三宮地区の得意先訪問の場合は、
さんセンタープラザビルの駐車場を
利用していることも
偶然出会う機会になっているようです。
外国企業の年度末は、
毎年年末の12月です。
これから秋になって、
需要が停滞すると、
その調整は12月末になりそうです。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの大橋さんは、
何ヶ月ぶりかで集金に来られました。
今日はとても嬉しそうで、
何か喜びが体から溢れているような印象でした。
何かあったのですか?とお尋ねすると、慶事がありました。
嬉しい事があると、自然に顔に出てくるようです。
ジョンソン・エンド・ジョンソンに
ヤフーニュースのことを聞いてみました。
メニコンに取材した東洋経済の記者は、
ジョンソン・エンド・ジョンソンにも取材に行っています。
取材に答えた広報の方は、
ジョンソン・エンド・ジョンソンにも
何やら新しい対抗策があるようなことを記事に書いていたので
、一体どんな企画があるのか、尋ねてみました。
もちろんこれは、重要な企業秘密なので、
内容は教えて頂けませんでした。
まとめ
チャンドラーの「組織は戦略に従う」の教えの様に、
変化する市場環境のなかで、
企業組織が生き残るためには、
市場環境に適応する戦略を策定し、
その戦略を実行するために、
企業組織を自ら変革する必要があります。
日常は穏やかに毎日が過ぎているようでも、
各社とも企業の存続とシェア拡大を目指して、
いろいろと経営戦略を練り上げて
いることがなんとなく伝わって来ました。
この先、どのような経営戦略を各社が策定し、
組織を変えていくのか、
注意深く見守っていきたいと思います。
2018年9月28日(金)