大阪市立大学大学院 梅田キャンパスの情報処理教室に入ってアクセスしてみました
大阪市立大学大学院の研究活動は、4月第2週の9日から始まりました。
社会人大学院に行って気が付くことは、社会に出てもう一度学ぼうという意欲のある人が沢山いることです。さらに、女性が多いことも特徴の一つです。仕事を持って、そして中には家庭を持って、それでもなおかつ夜から学校に来て、博士を目指して勉学に励んでいます。
今日の講義は2つ受けました。一つは、共生社会創造特殊講義です。この講義は社会人ですから、聞くだけでなく、皆さんが本を読んで、その読んだ本に基づいて意見の交換を行っていきます。
今日渡されたテーマはジェームズ・クリフォード(James Clifford)の「ROUTES」です。この中で、特に問題となるのは、ディアスポラの概念です。来週までにこの本を読まないといけません。読んでいることを前提に皆さんで意見の交換をしていくことになります。
次の授業は、事業創造特殊講義です。これは、都市ビジネスをテーマとしてそれぞれ専門分野の博士課程の人達が集まって、論文書きをしていくための指導があります。
2つの講座が終わった後、コンピュータの情報室に行ってみました。この部屋に入るには、部屋にオートロックがあり、与えられた認識番号を入力することで入っていくことができます。この番号を忘れてしまったら、入ることができません。
同じゼミに所属する友人にパスワードを教えてもらい、部屋に入ってみると、ずらりとコンピュータが並んでいました。与えられたIDとパスワードを入れてみると、パソコンが開きました。情報科学を扱っているパソコンとしては、スピードが遅いのに驚きました。
最近、松葉博雄はパソコンを替えたので、ずいぶん早く立ち上がることができるようになったのですが、市立大学のパソコンは、買い換える前のパソコン並みのスローペースです。調べたい情報は、日経ニーズ(Needs)から取り出す、企業のデータベースです。
ここから業績を20~30年分くらい取り出して、企業間の比較をしたいと思っていますが、結果的には、未熟なせいか、まだ取り出すことができませんでした。終了時間も迫ってきました。残念ですが、今日はパソコンを触っただけでおしまいです