「従業員満足(ES)による、顧客満足(CS)の向上」日本経済新聞記事より
日本経済新聞の「ビジネスレッスン」第15面の、「スイッチオン・マンデー」のコーナーで、「社員の満足度企業が調査 成果主義直し顧客満足も」という記事が載っていました。(画像をクリックすると、別ウインドウでPDFファイルが開きます。)
従業員満足度のことを、ESと表現します。Eは、「Employee」、Sは、「Satisfaction」です。
どうして、従業員満足度調査が必要なのでしょうか?
このことについて、記事では、これまでの成果主義が、弊害を起こしていることを指摘しています。
個人の成果を求める意識が強くなってくると、個人の成果を上げるために、周囲の全体との協調が、疎かになってくることを指摘しています。
弊害として、部下を育てない上司、隣で仕事をする同僚を助けない社員などを挙げています。
さらに、大切な顧客について、顧客満足度を向上するには、顧客の要望を社員自らが考え、行動する風土が必要であると言われています。
顧客満足度を追求するためには、従業員満足度の向上が叫ばれることとなります。
これまでの、成果主義の見直しが、始まっているようです。
2007年2月5日(月)