キングコングが故郷の空で見た満月を、神戸三宮の国際会館ビルに浮かぶ満月で連想しました
夕方頃です。センタープラザビルから東の空を、ふと見上げると、月が出ています。今夜は、満月です。センタープラザビルから見ると、2月の満月は、国際会館の高いビルの脇から昇っています。
ビルの谷間に月が出るのを見ると、思い出すのは、キングコングの映画です。30年ぐらい前の映画です。キングコングは、白黒映画の時代からテーマになっています。何度もリメイクされています。
幼い子どもを連れて、神戸国際会館の地下にあった、国際劇場でキングコングを子どもと一緒に見ました。キングコングは捕まる前、南のある島にいたとき、二つの大きな山の間に、輝くような、空から地上を照らす大きな満月を見ていました。捕獲されて、ニューヨークに連れて来られ、そして、鎖を切って、ビルの谷間を彷徨っているとき、ふと、夜空を見れば、ニューヨークの貿易センタービルの2つのビルから満月を見て、故郷を思い出すシーンがありました。
映画を見た後、子どもは、キングコングに感動して、キングコングの真似をしました。両手の拳で、胸を叩き、「キングコング、うぉー!と言った!」と、映画の感動を伝えていました。今夜の月は、キングコングの映画と、キングコングの真似をする子どもの幼い頃のことを思い出しています。これから春に向かって、月もどんどん輝いて、艶かしくなってくると思います。30年ぐらいに一回の周期で、キングコングは、蘇ります。次のキングコングの映画が楽しみです。
2007年2月2日(金)