「寿司三昧わたなべ」で、瀬戸内の旬のお魚料理を頂きました
古代オリエンタル美術を岡山市立オリエント美術館で鑑賞したあとは、美術館の中にある喫茶店で、お茶を飲み、夕刻になると、「寿司三昧わたなべ」に行ってきました。
「寿司三昧わたなべ」は、お寿司屋さんです。
予約をして行くと、カウンターはすでに一杯で、個室に通されました。
お寿司屋さんで、お寿司を食べるときは、あなたなら、カウンターを選びますか?お座敷を選びますか?この選択で、この後、随分変わることになります。
出てきたお料理は、まず、お刺身からです。ビールを頂きながら、ゆっくりと、落ち着いたお座敷の中で、お刺身を頂きます。
とまぁ、ここまでは良かったのですが、実は、寿司屋のお座敷は、秘密の密会なら良いのですが、板前さんの目の届かない場所になります。
次に出た料理は、煮魚です。魚は、メバルを蓮根と炊き合わせています。
松葉博雄は、幼い頃から、魚を良く食べているので、骨に付いた身まで、ほじくって食べてしまいます。
次のお料理は、穴子です。
蒸し穴子と、焼き穴子がどちらが好きですか?それぞれ、意見が分かれますが、今夜は、焼き穴子が出ました。
この辺からそろそろ気になるのは、板前さんが、離れのお座敷のことまで、気を遣っているかどうかの分かれ目です。
何しろ、目の前のカウンターには、じっと見つめる目の肥えた客がずらりと並び、板前さんの動きの一挙一動を見つめているのですから、当然、カウンターの方が配慮の中心になります。
サザエが出てきた頃は、「えらい長いなぁ」とか、「この部屋寒いなぁ」とか、お客様の顔を見ていなければ、分からない問題が出てきます。
かなり待って、出てきたのは、岡山名物のシャコです。
そして、ウニ、穴子、イカの刺身と続きます。
カウンターの賑わいは、笑い声や、タバコの煙がこちらに移ってくることで分かります。
随分、にぎわっているようです。
評判の岡山の美味しいお寿司を食べた後は、新幹線に乗って、神戸に戻りました。「寿司三昧わたなべ」のコース料理は、瀬戸内のお魚の旬を味わうことができました。ご馳走様でした。
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2007年1月18日(木)