中国の皇帝陛下に寵愛されたシーズー犬の血を引くりんりんは、頭がライオン・・・
少し外が寒くなった頃のことです。
りんりんは、寒さが好きではありません。なんでも、シーズー犬は、昔、中国の皇帝に寵愛された種類が原型と言われています。
中国の皇帝に仕えたシーズー犬の祖先は、そのときに、皇帝の周りの家臣にどのように教育されたのでしょうか?
今、うちにいるシーズー犬りんりんは、皇帝陛下に仕えるのは無理ではないかと思うような、あられもない格好で寝ています。
シーズー犬は、中国の皇帝陛下や貴族の愛玩犬として、庶民がペットとして飼うことが許されなかったので、長らく原型が残っています。
シーズー犬の特徴は、「頭部はライオン、骨格はクマ、足はラクダ、歩く様子は金魚」と評されています。「なるほど、うまいことを言うなぁ」と思います。りんりんも、そうです。
りんりんは、いわゆる「甘ちゃん」で、膝の上に上がり、いつも誰かに遊んでもらいたがっています。ところが、松葉家の皆さんは、いろいろと忙しくて、りんりんの期待通り構ってあげられていません。
このような、構ってもらえない欲求不満のときは、りんりんはふて腐れているのかどうか、諦めて、足を放り出して寝てしまいます。
昔は、皇帝陛下がこんな格好を許したでしょうか?それとも、皇帝陛下はこんな格好がかわいいと思ったのでしょうか?りんりんのご先祖様に尋ねてみたいものです。
2006年12月初旬