ジョンソン・エンド・ジョンソン社が大型買収を発表しています。相手はスイスのバイオ医薬品会社です。
ニューヨークのダウ株30種平均が初の2万ドル乗せです。
トランプ新大統領が、1月20日に就任して以来、ニューヨーク証券取引所のダウ平均は上昇を続け、1月26日には初の2万ドル乗せに達成しました。
ダウ平均も算出する銘柄は、アメリカの成長企業30社で構成しています。
アップル(IT、ダウ採用が2015年、NASDAQ上場)、アメリカン・エキスプレス(金融、1982年)、ボーイング(航空機、1987年)、キャタピラー(重機、1991年)、シスコシステムズ(IT、2009年、NASDAQ上場)、シェブロン(石油、2008年)、デュポン(化学、1935年)、ウォルト・ディズニー(娯楽・メディア、1991年)、GE(総合電機・金融、1896年)、ゴールドマン・サックス(金融、2013年)
ホームデポ(小売り、1999年)、IBM(コンピューター、1979年)、インテル(半導体、1999年、NASDAQ上場)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(医薬品、1997年)、JPモルガン・チェース(金融、1991年)、コカ・コーラ(飲料、1987年)、マクドナルド(外食、1985年)、スリーエム(化学、1976年)、メルク(医薬品、1979年)、マイクロソフト(ソフトウェア、1999年、NASDAQ上場)
ナイキ(スポーツ用品、2013年)、ファイザー(医薬品、2004年)、P&G(日用品、1932年)、トラベラーズ(保険、2009年)、ユナイテッド・ヘルス(保険、2012年)、ユナイテッド・テクノロジーズ(航空宇宙・防衛、1939年)、ビザ(その他金融、2013年)、ベライゾン(通信、2004年)、ウォルマート(小売り、1997年)、エクソン・モービル(石油、1928年)
つまり、アメリカのダウ平均は、できる子ばかりが集まった、優秀な特別クラスのようなものです。
この中でわが社にも関係する企業があります。
それは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社です。
同じ1月27日の日本経済新聞の記事では、ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、スイスのバイオ医療品大手、アクテリオン・ファーマシューティカルズを300億ドル(約3兆4200億円)で買収すると発表しています。
アメリカの企業も、日本の企業も、成長を加速するためには、手っ取り早い企業買収を行い、一挙に成長速度を加速させるのが特徴です。
日本の東京証券取引所の1月26日の日経平均は、19402.39円でした。
日本のダウ平均は、225種の平均株価なので、ニューヨークとは違い、たくさんの平均株価です。
この225種の中から特に成長の早い30社を選んで、平均株価を算出すれば、日経平均ももっと数値が高くなるかもしれません。
いずれにしてもアメリカも日本も、これからの株価はトランプ新大統領に大きく左右されそうです。
なかでも目を離せないのが、中国の通貨である元の下落傾向です。
私は大統領就任前に主要な株を売り払い、現在は現金のポジションを高めています。
株価急落に備えて、準備をしています。
2017年1月27日(金)