マーマレードを作りながら、国会議員資産公開で三原じゅん子議員が資産ゼロ円で通った話をしました。

マーマレードを作るのは、孤独な作業なので、話し相手がたくさんいると、作業がはずみます。

自宅の庭で収穫した八朔を使って、奥さんはマーマレード作りをしています。

マーマレード作りは、一人ですると孤独な作業です。

主婦の皆さんが何人か集まって、ぺちゃくちゃ世間話をしながら、八朔の皮をむいたり、細く刻んだり、ミカンの袋をとったりする、地道な作業には話し相手がいればいいのです。

そこで、私は、微力ながら、話し相手を務めます。

話のテーマは、仕事の話はやめて、終活の話です。

終活の話といえば、まずは身の回りの整理です。

使うことのない生活用品や、書物、写真や音楽などの思い出の品物は、子供たちにとってみれば、迷惑な存在です。

換金性の高い現金有価証券なら大歓迎でしょうが、売るに売れない土地とか、利用価値のない不動産なども迷惑な存在です。

こうなると、まずは財産目録をつくることです。

税務署の一定の所得がある人は、毎年財産目録を添付するように法律で義務付けています。

もう、マイナンバー制度もスタートして、課税側からみると、国民の財産はほとんど掌握できています。

最近の週刊誌では、国会議員の所有財産の申告の中で、三原じゅん子議員は資産ゼロ円と申告したそうです。

国民の見本となるべき国会議員が、資産ゼロ円で通り、他方国民の一人一人は、財産目録を義務付けられるのは、制度上とても不平等に思います。

こんな話をしながら、奥さんは黙々とマーマレード作りを進めています。

黒豆と同じように、マーマレードも旦那さんは全くいただきません。

作ってもらえるなら、ご飯にかけられる佃煮とか、お酒のおつまみなどだと嬉しいです。

終活の話は暗くなるのでもうやめました。

最終的にはマーマレードは瓶詰にして5つ出来上がり、子供たちと兄弟に配りました。