メニコンの第60期中間報告書が届きました。
メニコンの第60期売上高は、349億円です。 社長ブログ神戸/取引先/メニコン/第60期中間報告書
株式会社メニコンの第60期中間報告書が届きました。
期間は2016年4月1日から、2016年9月30日までの上半期です。
最初に、田中英成社長からのトップメッセージです。
業績について、連結売上高は349億円となり、前年同期比5.7%の伸長です。
その原因は、定額制会員システムメルスプランの会員数の増加と、企業買収による富士コンタクトレンズと、アルファコーポレーションの売り上げが加わったことです。
興味ある集計がありました。
それは、メニコンの株式に対する期待です。
一番多いのは、株主還元方針です。
長期的にメニコンの株式を保有して、安定株主となっていただくためには、メニコンは、株主に対して、どれだけの還元を、どのようにするかという、期待の表れです。
かつて、日本のコンタクトレンズの三大メーカーは、メニコン、シード、ニチコンでした。
残念ながらニチコンは、2016年12月に、会社更生法を申請し、経営破たんしてしまいました。
シードは、大手家電販売店ビックカメラの傘下に入っています。
独自の経営で、残っているのは、メニコンだけです。
メニコンが会社を存続できているのは、価格競争を回避して、定額会員システムのメルスプランを経営戦略の中心とした結果でした。
メルスプランを伸ばすには、メニコン社単独では限界があります。
全国区の加盟店がメルス会員を増やしてこそ、メニコンにも、加盟店にも、生き残るチャンスが残されています。
2016年12月