七五三詣 神戸の湊川神社 生田神社で七五三の祈祷を受けました。
湊川神社で 孫の七五三詣を見ると、何十年か前のわが子の 七五三詣を思い出します。
湊川神社で七五三詣
朝には朝日が昇るように、これからの一日が始まります。
夕べには夕日が沈み、今日の一日が終わります。
太陽の日は、一日のうちに、
昇る太陽と、沈む太陽があります。
人の一生も、生まれたばかりの赤子が、
日が昇るように少しずつ成長し、
その節目として、3歳、5歳、7歳の節目の年を迎えて、
成人に向かって進みます。
昇り切った日は、やがて沈むように、
人の人生も50歳頃から、
少しずつ日が沈むように、老いていきます。
昔の定年は55歳でしたが、
それが60歳に延長され、
今は65歳にまで延長されています。
孫の七五三参りは、
これから昇る太陽のように、
光り輝いたエネルギーを持っています。
保育園、幼稚園、小学校へと進学し、
さらには、中学校、高等学校、大学へと
より難しいレベルの学問を吸収して、
将来の仕事ができるように、
より専門的な学問を絞っていきます。
孫と、私の間には、私の子供がいます。
何十年か前に、親がしてくれた七五三参りを、
今度は親となった子供が、親の期待を超えて、
自分の子供に健やかに成長するようにと、
神や仏にすがって、七五三参りをしています。
七五三詣でに来た神社は、
湊川の戦で有名な、楠木正成を祀る湊川神社です。
通称、楠公さんと言われる、湊川神社では、
自分の子供や孫に対して、
同じような気持ちで集まったお父さん、
お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんで、
境内は賑わっています。
列を作って順番を待ち、順番が来ると、
たくさんの七五三の当事者と、
その家族が神殿に向かって、
誘導された通りに前に進み、
着席し、お祓いを受けます。
湊川神社の七五三詣 祈祷料は、一人7000円
祈祷料は、一人7000円です。
神社の神主としては、一人に祝詞を挙げるより、
何十人の氏子に祈祷を挙げたほうが、より生産的です。
このような、伝統的な行事を神社で挙げるのは、
根底に子どもの幸せを願う、
親の気持ちがあればこそです。
境内の隅のほうから、外国人の方が、
望遠レンズを使って、
この儀式を興味深く写真撮影をしていました。
神社の神を信じていない、
文化の違う外国の方から見ると、
このきらびやかに着飾った幼い子供たちの、
神に祈る行事は、どのように映っているのでしょうか?
儀式の中心となる、
古式にのっとった衣装を着た祭祀が、
たくさんの子供たちの幸せを決定づけるような
力を持っていると思っているのでしょうか?
鰯の頭も信心からと言われるように、
伝統的なこの神事を信じているからこそ、
今日の七五三の行事は厳かに進んでいます。
一番最初に写真撮影があり、
写真撮影が終わると、
終わった順に神社の神殿でお祓いを受け、
恭しい神主の祝詞に頭を下げ、
七五三の行事はほぼ終わりました。
一番大きな目的は、
やはり写真に今日の節目の祝いを残すことと思います。
生田神社で七五三のご祈祷
生田神社の神主さんが、七五三のご祈祷の時に祝詞で言った事は、人に迷惑をかけないで、立派に成人するようにとの事です。
七五三参りに神戸の生田神社に行ってきました。
丁度、生田神社の正面に
赤絨毯を敷いて結婚式の記念撮影をしていました。
今の時代、神社でこれだけの結婚式を
みるのは少ないように思えます。
この撮影の間、しばし七五三詣では休止になっています。
結婚式が優先です。
新郎新婦を先頭に、
神社から披露宴の会場となる生田会館に、
ゆっくりと行列が進みます。
今日の七五三詣では三連休の中日なので、
お日柄も良いのか、
大変沢山の七五三詣の家族で生田神社の境内はいっぱいです。
生田神社 七五三 ご祈祷は、一組8000円です。
ご祈祷は、一組8000円です。
しかも、35組くらいの七五三のお詣りで、
それを一緒にやってしまおうという神社の考えです。
随分と荒っぽい、
というか効率的かつ生産的なご祈祷です。
一組ずつご祈祷するのも、
35組が合同でご祈祷するのも、
同じ8000円とは、何か矛盾を感じます。
一緒にするのなら手間も省けて、
団体割引が適用されても良さそうなものです。
神主さんの祝詞を、
その場の皆さんと一緒に頭を下げて、聞いていました。
お父さんお母さんから見て、
8000円は高いなぁと思っていても、
我が子のかわいさの前には、
生田神社の言い値を払うしかありません。
合同の祈祷が終わると、
一人ずつ順番に頭の上に、鈴を鳴らしてくれます。
生田神社の祝詞
神主さんが祝詞の中で言っていた事は、
人に迷惑をかけないで立派に成人するようにと、
このような内容でした。
10分くらいで七五三のご祈祷は終わり、一同退場です。
歳太鼓があります。
年齢の数だけ元気に太鼓を叩く儀式です。
またまた、赤絨毯を敷く準備が始まりました。
そうすると、もう一組、結婚式があるのかもしれません。
ご祈祷が終わった後は、
生田神社から子ども達に紙袋に入った
お土産が用意されていました。
どんな内容なのかは見ていません。
昔の時代は、子どもが生まれても、
全員が無事に成長するわけでもないのです。
ここまで我が子を育てられた事を、
3歳、5歳、7歳という節目に、
その成長過程を祝い、神様に感謝します。
2015年11月22日(日)