広島県竹原市 忠海(ただのうみ)といえば、池田勇人総理大臣、ウサギの大久野島です。

忠海の住宅地を入ると、対向車が来るのが心配な細道が続きます。 片山正喜さんと広島へお墓参り(2)社長ブログ三原市/広島ツアー/みはらし温泉

みはらし温泉では、朝食の評判が思わしくないので、朝食は外ですることにします。

片山正喜さんは助手席に座り、私が車の運転をします。

瀬戸内海の見える、JR呉線(くれせん)に沿った道は道幅が狭く、

景色に見とれてハンドルさばきを誤ると、対向車と激突する事故が多発しています。

そのため、慣れた私の方がハンドルをとっています。

海岸沿いを走って、三原市から竹原市に入りました。

途中、JR忠海(ただのうみ)駅の前を通ります。

忠海は平清盛の父の名がつけられた町と言われています。

向こうに見える高い山は、黒滝山です。

ちょっと寄り道をしてみます。

忠海の市街地の細い道を分け入って、友人のお家を探してみます。

このあたりに、ヤシガニ会の会員のお家があります。

忠海の町は京都風のつくりで、間口が狭く奥が深い、いわゆるうなぎの寝床のような敷地が特徴です。

まだ戦前のままの家屋が残って、家と家が密着するようにつながっています。

細い細い道路なので、対向車が来るとどこでやり過ごすのか考えるだけで

対向車が来ませんようにと、気持ちの中で祈っています。

空き地があったので、車を停めさせてもらい、付近を歩いてみました。

ヤシガニ会の会員のお家を訪ねてみましたが、朝早いせいか、すれ違う人もなく、尋ねることもできません。

時計が止まったような感じの、昔のままの街並みです。

この辺りは、海がすぐそばなので、あの山に登れば、瀬戸内海の海が見えそうです。

新しい建物が見つかりました。

近づいてみると、大多和医院です。

大多和医院以外は、昔の名残を伝える、黒塀の家が続いています。

この大きな木造建築は、元の広島銀行の忠海支店だったそうです。

忠海の町を少し寄り道して、またJR忠海駅に戻り、そこから竹原市に向かいます。

このあたりの出身で有名な人といえば、池田勇人(いけだはやと)総理大臣です。

池田勇人さんが作ったと言われる、海の見える国道を走り続けると、

向こうに見えるのは、元毒ガスを作っていた、大久野島です。

大久野島には、今たくさんのウサギが生息していて、ウサギ島ともいわれるほど、大人気の島です。

2016年7月30日(土)