森山久国内営業本部長と、九鬼真之副本部長のお二人が来られました。
メニコンは、指名委員会等設置会社で、社外取締役の影響力が強くなっています。 社長ブログ神戸/メニコン/取引先/時候の挨拶
メニコンの森山久営業本部長と、九鬼真之営業副本部長のお二人が、時候の挨拶に来られました。
森山久さんは、この4月から執行役員に昇格し、今ではメニコンの営業の責任者になっています。
九鬼真之さんは、森山久さんを支える、女房役です。
先日のメニコンの株主総会は、森山久本部長が、初めて迎える株主総会でした。
メニコンは東証一部上場企業になったので、その株主総会となれば、沢山の株主が出席され、各方面からの質問が出る事が予想されます。
その為、一般的に上場会社となれば、株主総会の前に、想定質問書を用意し、淀みなく株主からの質問に答える準備をしています。
2016年6月のメニコンの株主総会は、大勢の株主の方が株主総会に出席されたそうですが、
予想したような株主からの質問はなく、短時間で株主総会は終了したそうです。
株主総会は、質問がなくて、短時間に終了する事が良しとするかどうかは会社の判断です。
もし企業の職場や研究の発表会で、発表者が準備した発表内容に対して、誰からも質問がなければ、その発表は関心をもたれない、相手にされていないという結果で、失敗といえます。
株主からの質問に対して、どんな質問が出るのか、その質問にはどう答えたらいいのか、答弁する人には大変なプレッシャーです。
株主総会に出席する一般株主にとっては、誰かが手を挙げて、自分の代わりに、自分の興味のある質問をしてくれると、答弁に対して大いに興味が湧いてきます。
最近は社外役員を、会社経営のお目付役として、選任している「指名委員会等設置会社」が増えています。
社外役員が多数派を形成し、重要な経営課題に、賛否の決定が出来る様になると、会社の大株主が会社の責任者を決めるのではなく、社外役員が経営者の決定に大きな力をもつようになります。
セブンイレブンの鈴木敏文会長が解任された事例のように、これまでの実力者であっても、社外役員から否決されると、例え会社の貢献者であっても、失脚する事例が出ています。
メニコンは、指名委員会等設置会社なので、指名委員会が持つ爆発的破壊力を秘めています。
2016年7月13日(水)