シードのゆるキャラは やさシードちゃんです。

シードの経営企画部の大山隆マネージャーと、金澤寛子係長が来社です。 社長ブログ神戸/取引先/シード

シードコンタクトレンズの東京本社から、経営企画部マネージャーの大山隆さんと、同じく経営企画部係長金澤寛子さんのお二人が、わざわざ神戸まで私に会いに来られました。

同行しているのは、我が社の担当の中野隆一さんと篠田舞さんです。

気になることは、今日の訪問の目的は何でしょうか?

わざわざ東京から新幹線に乗って神戸まで来られるには、目的があります。

自社の企画の紹介か、企画のネタ探しかな?と予想しました。

ストレートにお尋ねしても、話しにくいと思って、すこし柔らかい話から入ります。

経営企画部のマネージャーと係長はどちらが偉いのですか?とお尋ねすると、

金澤寛子さんは、それはもちろんマネージャーですよと、笑われました。

では経営企画部とは、どんな仕事ですか?とお尋ねすると、

社長の秘書役や、役員のお世話をしているそうです。

それなら、秘書室にすればよいのですが、なんだかに別の意味がありそうです。

どんなお世話ですか?と更に突っ込むと、

経営企画を作成するためのお手伝いだそうです。

そうなると、金澤寛子さんは、浦壁昌広社長を、意のままに動かしているのですか?と冗談でお尋ねすると、

とんでもございません、私ごときに従う社長ではありませんと、笑われました。

ところで、経営企画部の幹部社員が、我が社に来るご用件をお聞きしました。

すると、常々、浦壁昌広社長から、さんプラザコンタクトレンズの松葉博雄社長のお話を、

神戸に行って聞いてくるように言われているそうです。

そんなに濃厚な話しなら、只ではできませんが、、、と冗談をしました。

聞いてどうするんですか?

これから作る経営企画の参考にさせてもらいます。

だったら、経営戦略に関する話ですが、こんな考えはどうでしょう?

この近くでも、同じシード社のレンズを売っているのに、協力関係にならない、むしろ競争企業に囲まれています。

本来、もし阪神タイガースの後援会なら、阪神タイガースの事でライバル関係にはなりません。

阪神が勝てば、一緒に喜び、阪神が負ければ一緒に悔しがります。

これが、経営学でいえば戦略グループです。

しかし、同じシードのレンズを応援しながら、シードが売れればともに喜び合うわけではありません。

近隣同士がライバル関係になるのは、戦略の誤りです。

このように話を進め、では、どうしたらいいかを考えます。

それは、競争のない戦略をつくることです。

それは、『ブルーオーシャン戦略』という、競争を回避する戦略です。

ここまで、話が進むと、もはや経営戦略と経営組織の話の領域に入ってきました。

組織は戦略に従うのか、戦略は組織に従うのか、と考えるレベルです。

経営戦略のはなしはここまでにして、次は企業の社会的貢献についての話題です。

シード社は、盲導犬の育成にも力を入れているようです。

アイケアメーカーとしての視点から、視覚障害の方の「見える」をサポートしたいと考えています。

コンタクトレンズのPureシリーズの売り上げの一部を寄附する事で、アイメイト教会(盲導犬協会)を支援しているそうです。

次は、ゆるキャラの話題です。

最近、ゆるキャラが増えています。

シードさんのゆるキャラはなんですか?『やさシードちゃん』です。

やさシードちゃんは、有名な方にデザインして頂いたそうです。

何かイベントがあれば、やさシードちゃんが応援に駆けつけるそうです。

なんだか、親父ギャグのような響きですが、これでも真面目に考えたようです。

メニコンには、「メル助があります。

田中英成メニコン社長と、浦壁昌広シード社長は、コンタクトレンズ協会の仕事を一緒にしている事から、個人的にも仲良しだそうです。

しかし、お互いに国産レンズを作っている老舗企業として、良い意味のライバル意識もあります。

メニコンの田中英成社長の秘書も女性で、他の社員が田中英成社長を怖がっていても、この秘書さんは平気です。

シードの秘書の金澤寛子さんも、浦壁昌広社長に遠慮がないように感じました。

経営戦略の話をすると話が深くなり、どのへんで止めるか頃合いが難しくなります。

わざわざ東京から神戸まで松葉博雄の話を聞きに来られたことなので、ついつい経営戦略の話が長くなりました。

2016年4月27日(水)