りんりんの散歩コース~神戸市八幡保育所、毒きのこの街路樹、旧六甲小学校跡地~
遅春から、早夏(アーリーサマー)になりつつあります。りんりんには、これからは外の散歩は辛くなる頃です。
アスファルトの熱した温度が、りんりんの身体を熱くさせ、りんりんは、全身毛皮に覆われ、暑さを肌から汗で調整することも出来ず、ただ、口を開け、はあはあ言って、暑さを凌ぐ事になります。
りんりんが、どのコースを通って散歩をするのか、りんりんが決めることになります。
家を出たときに、右に行くか左に行くか、選択のコースをりんりんは、どのように決めているのでしょうか?
今日のりんりんのコースは、子供達が集まって、甲高い声をだしている、「八幡保育所」の前を通り、園内の子供達をちらりと見つつ、ちょっとだけ、左の足を上げて、マーキングをしています。
とてもよく晴れた街をりんりんはどんどん進んでいきます。
どうしたことか、街路樹の根っこには、いかにも食べられなそうな、きのこが生えています。
毒々しそうなきのこには、誰も、手を出しません。りんりんもこの毒きのこには、興味が無いようで、ちらっと見るだけで、鼻を寄せることもありません。どうして、なんでも食べたかるりんりんがこのきのこには、興味が無いのでしょうか?不思議です。
興味が無いと言えば、りんりんは綺麗な花にも興味がありません。いつも何か臭いながら、臭いに込められたデータを解析しながら、前に進んでいます。
花が咲くと、きつい臭いもあり、りんりんのメモリーを狂わせるのでしょうか?強い臭いを避けています。
旧六甲小学校跡地には、石碑が建っていて、ここが旧六甲小学校跡地であることを告げています。
りんりんにとってみると、何が書いていようとも、とにかくこんなに一本まっすぐ石碑が建っていると、とにかく近づいて片足をあげ、マーキングしたがります。それは、許しません。ちゃんと、駄目ですよと言って聞かせて、諦めさせました。
2006年6月