神戸を結婚式の街に ~2006年2月25日(土)の朝日新聞より~
2006年2月25日(土)の朝日新聞の記事です。
最近、神戸市が結婚式の街として流行っているそうです。
異人館や教会の落ち着いた建物のある北野町を中心とした街で結婚式をすることが、若い人の間でうけているようです。
これまでの都市型の豪華なホテルの宴会場から、一歩街に入り、日常的な生活のある神戸の街で、しかも、非日常的な異人館や教会で結婚式と披露宴をすることのファッション性が受けているようです。
もちろん教会も、結婚式を受け入れる態勢ができています。
神戸の街が結婚ビジネスにつながるかどうか、それは異人館が牽引力になるかどうかになります。
結婚式は、本人だけの満足にとどまらず、招待する人たちにも感動を与えるステージが必要ですが、バブルの頃は、とにかく目立つような派手な、豪華な結婚式のスタイルでした。
今は、豪華さよりも感動を与える演出をどのようにするか、そのためにはプロの結婚演出家が趣向を凝らしています。
平均寿命が延びて、結婚する歳が、比較的大人になってくると、以前の様な親任せの結婚式から、自分達で、特に晴れの舞台の主役である女性(花嫁)が一番美しく見えるように演出が求められて、そこに自分達だけの独自性が加わると、ますます結婚式は多様化していきます。