たねやの本店に続いて、たねやの彦根四番町スクエア店にも入りました。
たねやといえば、クラブハリエのバウムクーヘンです。 彦根ツアー(6)
サボテンの花が咲いています。サボテンの花を見る機会はなかなかないので、しゃがんで身を低くして、サボテンの花に近づいてじっくりとサボテンの花を見ていました。
ある種類の亀は、サボテンを食べるそうです。サボテンの枝には、水分があるので、乾燥地帯では、亀はサボテンの柔らかい部分だけを食べて、水分補給をするそうです。
サボテンの枝を食べる亀は、サボテンの花をみて、どのように思うのでしょうか?花が咲いているから、美味しいと思うのか、花が咲いているから、もったいないので食べるのか、見るだけなのか、分かりません。
奥さんのお目当てのたねやでお茶をしました。
滋賀県と言えば「たねや」と言えるほど、有名なお菓子屋さんです。
たねやは、今や日本の各地に店舗を展開しておりますが、滋賀県に本店があります。
彦根にある、たねや彦根美濠の舎(みほりのや)は、”文化の香りあるれるお菓子の夢館”がコンセプトのようです。
「白堊(はくあ)の天守閣がそびえる国宝彦根城のお濠端にたたずむ彦根美濠の舎(みほりのや)。城下町の趣を再現した美濠の舎では、季節ごとの和洋菓子とともに、地元彦根にちなんだ限定商品もご用意しております。
また、店舗2階の「たねや美濠美術館」では、湖東焼の歴史を彩る名工の逸品を彦根城下に一堂に会し展示しております。
2階の茶屋やカフェでひと休みしながら、歴史のロマンと文化かおる彦根の町をお楽しみください。」
和菓子の老舗らしい、趣のある店構えです。
たねやは、1872年(明治5年)に創業された歴史ある和菓子屋さんです。
以前に、松葉博雄はたねやの本店に行ったことがあると奥さんに言うと、甘い物が好きでない松葉博雄が、たねやの本店に行ったなんて、信じてくれません。
でも、実際にたねやの本店に行ったことがあるのです。その時の記事はここです。
また、1951年(昭和26年)には洋菓子部門も設立し(後のクラブハリエ)、和菓子・洋菓子共に他県にその名を轟かす有名店です。
最近では、この洋菓子部門のクラブハリエのケーキバイキングも、関西では行列ができるほどの人気です。
2階に上がってお茶とケーキを頂くそうです。松葉博雄は外で待っていると言うと、奥さんは、そんなこと言わないで一緒にお茶をしましょうと、無理矢理に連れて行きます。
片山正喜さんは、お酒は飲まない代わりに甘党で、ケーキとかクリームとか、甘い物が好きです。
何が嬉しいのか、大きなお皿に盛られたケーキを、奥さんと片山正喜さんは皿に着いたクリームまでもすくい取って舐めています。
すぐ近くにいる、よく太った若い男性2人組がケーキセットをおかわりまでして食べています。さすがに片山正喜さんも、男が2人でケーキをはしゃいで食べている姿には驚いています。
甘いものが苦手でも、色鮮やかなケーキを目で楽しむ事はできます。
その季節に合わせたケーキもあり、デコレーションも華やかなものからシンプルなものまで、様々です。
ここで有名なのは、バウムクーヘンです。
素材への徹底したこだわりと、昔ながらの手焼き製法を守りつつ、確かな職人技で一層一層、丹念に焼き上げているという、こだわりの逸品だそうです。クラブハリエの看板とも言えるお菓子の様です。
しっとりとした深い味わいと、ふんわりと口の中でとろけるような食感の今までになかった味わいで、近年の爆発的なバームクーヘンブームの火付け役となりました。
ちなみに、クラブハリエB-studioでは、お客様の目の前で焼き上げてくれるみたいです。
ショップ・イン・ファクトリーのスタイルで、熟練の菓子職人だけが生み出す、 焼きたて、作りたてを頂けるとか。
お茶を飲んでお店を出るときには、小雨になっていました。
たねやでは傘を貸してくれました。
2015年6月11日(木)