大阪市立大学大学院創造都市研究科明石芳彦先生の博士ゼミは、新学期が始まりました。

明石芳彦先生から、博士論文への取り組み方のガイダンスがありました。

大阪市立大学大学院事業創造研究科の博士課程後期の論文演習が始まりました。松葉博雄は、2015年も客員研究員として、博士ゼミに参加させて頂きます。

梅田キャンパスの近くには、金券ショップのお店が沢山並んでいて、今日の為替相場は1ドル120.80円になっていました。

図書室に行って、何か新刊書の中で、参考文献になりそうな新刊書を探してみました。

経済雑誌を見ると、日経平均株価はまもなく2万円間近になっています。

今日から新学期です。さっそく、今年の新入生の研究テーマの紹介から演習が始まりました。

新入生は、姓本憲和さんです。新入生に向かって、ゼミ生の自己紹介もありました。

家永秀則さんと、山﨑真嗣さん、菊池浩史さん、そして松葉博雄が、簡単な自己紹介を姓本憲和さんに向かって、起立して行いました。

姓本憲和さんの発表は、これまでの修士課程で研究したテーマの延長上にあります。

関係性マーケティングに繋がるテーマのようです。

発表の後、小休止を挟んで、博士課程後期に入学した、新入生と在学生に対して、明石芳彦先生から博士課程後期での研究活動について、ガイダンスがありました。

大阪市立大学大学院で、博士の学位を修得するためには、外部評価として、二つ以上の学会が発行する学会誌に投稿し、査読委員の評価を受け、採択され、学会誌掲載される事が条件になります。

採択されるためには、所属する学会で学会報告をして、事前の評価を受けていた方が、投稿論文が採択されやすくなります。

査読論文執筆には、

①いかなるテーマ、論文が流行っているのか

②どこまでの水準が要求されているのか

③自分のテーマが評価される領域に対応した専門雑誌はなにか

などの情報収集が必要となります。

博士論文を書くためには、外部評価として、2本以上の『査読付論文』を採択され、さらに内部評価として、ゼミでの発表・報告、構想発表会、予備論文提出、発表審査会などを通過して、博士課程請求論文提出、公聴会、口頭試問などが予定されています。

これを3年間でクリアする為には、時間との戦いになります。

明石芳彦先生から院生に対して、博士論文へのとり方のガイダンスをお聞きしていると、松葉博雄も2007年4月から、2010年2月まで、この通りのスケジュールで進んでいたことを思い出します。

3年で、博士の学位を修得するためには、研究に集中して、他からのお誘いや、お付き合いを絶って、ただ一途に、自分の研究に没頭することです。

松葉博雄の2007年入学から2010年修了式までの研究活動については、こちらを参照して下さい。

2015年4月