熊谷寺(くまたにじ)といえば、熊谷次郎直実にまつわるお寺かな?と思ってしまいます。
熊谷寺(くまたにじ)のもみじの紅葉は、素晴らしい美しさです。 四国八十八ヶ所巡り(2)
県道139号線沿いに走って、1.3キロの所に、普明山真光院 第八番札所 熊谷寺(くまたにじ)があります。国道318号線を右折して3.6キロほど進むと御所温泉があります。
「天然温泉 御所の郷」には、食事処や、「日々食彩」という名前の、特産品売り場もあるようです。地元の野菜や果物なども販売しているようなので、立ち寄ってみます。
御所の郷は、天然温泉の温泉施設ですが、その施設の中に、道の駅のような地域特産品を扱う売店がありました。
覗いてみると、阿波市土成町東馬園芸で作られた白菜が、1玉210円で売られています。
これは新鮮で、とても魅力的な価格です。野菜の新鮮さには驚きました。ここなら、毎日でも毎週でも来たいところですが、遠いのでそうはいきません。
おやっと目を惹いたのは、東大という文字です。東大といえば、東京大学の事ですが、東大の二文字には、強いインパクトがあります。
東大とは何か?と、ついつい近づいて確かめてみると、なんと本場徳島の味、東大ラーメンでした。
御所の郷の温泉に入った後で、皆さんが買って帰るお土産は、さば棒寿司です。松葉博雄も鯖寿司には惹かれます。でも、四国のうどんを食べる予定なので、鯖寿司は見るだけです。
このあたりは温室が多く、そこではイチゴの栽培もありましたが、洋ランの栽培もあるようで、シンビジウムが沢山並んで売られていました。
シンビジウムも神戸の価格と比較してみると、とても安い値段です。ついつい値段にひかれ、シンビジウムの鉢を4鉢購入しました。
これは、店舗に飾るための12月用のお飾りに使います。
肝心な八十八ヶ所巡礼ですが、連続した番号でかけていたのが8番の熊谷寺です。
熊谷寺といえば、高野山の宿望にも熊谷寺があります。これは、源平合戦の時、熊谷次郎直実が平家の公達の平敦盛を討ち取って、その首をあげたものの、その後まだ若い平敦盛の菩提を伴う為に、出家したという話があります。
あの熊谷寺と、この熊谷寺は一緒なのでしょうか?
後日、調べてみると、熊谷寺は全国で何カ所か同じ漢字のお寺があるようです。しかし、それぞれ読み方が違います。今回訪れたこの熊谷寺は「くまたにじ」と読みますが、熊谷次郎直実の話に出てくる熊谷寺は埼玉県にあり、「ゆうこくじ」と読みます。
熊谷寺の入り口には多宝塔が参拝者を出迎えてくれます。境内には沢山のモミジが今を盛りに紅葉しています。
多宝塔の美しさに、感じ入ってしまいました。
紅葉がもう、風が吹くともみじの葉が流されて、散ってしまうような、落ち葉の季節になっています。
素晴らしいな、素晴らしいなと、奥さんと紅葉の美しさに見とれてしまいました。これから、奥の本堂の方に行ってみます。
2014年11月27日(木)