岩屋の鯖は、一本釣りの鯖と、網でとった鯖は、値段に大きな違いがありました。
岩屋のアオリイカは、産卵期のアオリイカと、15センチ以下のアオリイカは、海に戻すようにと注意書きがありました。 淡路 (2)
ここは、明石海峡大橋がすぐ身近に見える、漁港のある岩屋の街です。岩屋の下町で、今日は何か美味しい物を探してみます。
車を駐車設備のある所において、これから、岩屋の国道28号線に沿った、商店街を歩いて見ます。
向こうに見えるのは、須磨の鉄拐山です。あの鉄拐山には、須磨浦ロープウェイがあります。
岩屋から見る明石海峡は、今日は風のないおだやかな海です。こんな日には、岩屋港から大阪湾に漁船が出て、お昼には沢山の魚が岩屋漁港で競りにかけられます。
瀬戸内海の三原や尾道には、山を切り開いて、住宅を建て、その道は手押し車が通るのは、やっとというほどの、細い細い露地が続きます。
岩屋の街から、細い細い露地を、試しに上ってみました。すると、途中で、やや開けた場所がありました。
ここから見る景色は、絶景です。しばらく景色を楽しんだ後は、また来た道を下って、岩屋の街に戻ります。
国道28号線の端で、駐車場のスペースで、腰を下ろして魚を売っている、テレビでも紹介された魚売りの人達が居ます。
覗いてみると、先ほどの昼網で揚がったばかりの活きの良い魚です。鯖は、網で獲った鯖と、竿で釣り上げた鯖は、値段に大きな差がありました。
同じ場所で泳いでいた鯖なのに、一本釣りの鯖はずいぶんと値段が違います。
ハマチは大きさ別に値段がついています。松葉博雄は、奥さんと二人だけなので、小さいサイズのハマチを700円で買いました。
このハマチを、おばさんは捌いてくれます。片身は刺身にお願いします。もう一つの片身は、煮物に使います。
残った場所は味噌汁に使います。手際よくハマチを料理してくれました。一人が買っていると、次々とお客さんが集まって来ました。
ついでに、ヤリイカも買います。これも一部はお刺身にお願いしました。
すぐそばに、沢山の漁船が係留されていて、この漁船のどれかで、今日捕獲された魚のようです。
岸壁に近づいてみると、アオリイカの産卵期の為に、釣り上げたアオリイカは、海に戻してあげるようにとお願いが掲示されています。長さ15センチ以下のアオリイカも、海に戻すようにと書かれています。
岸壁から向こうを見ると、明石海峡大橋は海に続いた道のように、岩屋と舞子を繋いでいる一本のようです。
これからお家に戻り、今買ったばかりのハマチとアオリイカのお刺身で、一杯ビールを頂くことにします。ビールを飲んで、ちょっと昼寝をすれば、極楽極楽です。
2014年10月2日(木)