一度築いた競争優位は、いつまでも持続するのでしょうか?

コンタクトレンズメーカーの社員の有志で、勤務時間が終わった後に、経営学の範囲の中で、関心のあるテーマを選んで、研究論文作成に励んでいます。

取引先の担当者を相手に、勉強会をしています。担当者の皆さんは、自分で研究テーマを選んで、小論文を書くように、松葉博雄がサポートしています。 皆さん、学校を出てしばらくぶりの、経営学の勉強なので、テーマ選びに頭を悩ませています。 テーマが決まると、そのテーマに沿った、参考文献探しです。 テーマを決めて、そのテーマで研究を進めるとき、このテーマの中に、何が問題であるかをはっきりさせておかなければ、軸がぶれてしまいます。 今日は、ボシュロムの辻亮一さんと、シードの中野隆一さんの二人が、仕事の都合をつけて、仕事が終わった17時以降に集まって、これまで書き進んだ文章を持ってきて、見せてくれました。 内容については、松葉博雄は干渉しません。論文の書き方について、アドバイスをします。 二人とも研究論文を書いた経験がなく、文章が口語体なので、これを「である」調に直します。 研究目的をはっきりさせ、論文の最初から、問題意識が分かるようにします。 議論をしているうちに、段々と書き方が分かってきます。 論文らしくするためには、仮説があった方が、論理を進めやすくなります。 そして、はっきりさせたいことについて、論証を進めていきます。 このとき、沢山の参考文献や資料があると、論証しやすくなります。 およそ2時間、直していく部分について議論をして、論理実証の道筋がはっきりしてきました。 ボシュロムの辻亮一さんも、シードの中野隆一さんも、着目点が良いテーマなので、 この先の進み方が期待できます。

2014年7月15日(火)