政治家は問題点を見つけ、行政は問題点を擁護し、実務家は問題点の解決法を探ります。社長ブログ/神戸の社長/コンタクトレンズメーカーブログ/ジョンソン・エンド・ジョンソン
実務家の問題解決法の勉強です。それには、普段何気ないと思っていることでも、問題として捉える問題意識が求められます。社長ブログ/神戸の社長/コンタクトレンズメーカーブログ/ジョンソン・エンド・ジョンソン
経営学を学んで、2つの大学院から経営学修士(MBA)をいただき、さらに博士号までいただいたからには、それを還元することも大切なことです。
そう思って周りで還元できることは、社員の皆さん、取引先の皆さんに経営学で学んだことを教えることです。実際に社員の皆さんには、社員研修の形で還元しています。
取引先の担当者の皆さんに呼びかけて、経営に関する勉強会を始めています。担当者の皆さんは、実務が優先され、なかなか一緒に揃って、勉強会をする日程が合いません。
そこで、個別に勉強会を進めています。ビジネスに取り組んでいれば、本業以外にもこれはどうして?何でこうなるの?と、数々の疑問や、問題を、発見することがあります。
それを文章にすれば、他人にも伝えることが出来ます。そして考え方もアカデミックになってきます。その手法の勉強です。
大学院のゼミのように、他の人の発表を聞くことが、自分にとって刺激になることがあります。しかし、みんなが集まる日程がとれないことには、どうしようもありません。
今日は夕方17時から、ジョンソン・エンド・ジョンソンの小山潤さんと岡﨑裕之さんが都合をつけて、さんプラザコンタクトレンズに、これまでに書き進んだ文章を持って集まりました。
短いながらも、1つの論文の形にまとめようとしています。そうすると、まずは何を言いたいのか、何を書きたいのかという、問題提起が必要です。次に仮説があると論理が進めやすくなります。
小山潤さんは、なぜ日本人はモノを買わないのか?という事について、着目しています。
どうすれば問題が少しでも解決できるか、それが仮説になります。少しずつ、いいところまで書き進んでいます。
岡﨑裕之さんは、小売サービス業について、問題意識を持っています。
二人に先行研究を探す方法をお知らせしました。インターネットを使えば、自分が知りたいと思うことを、既に誰かが研究しているか、論文になっているかどうかが探せます。
さらに仮説を検証するために、問題解決に取り組んでいる事例企業を探す必要があります。
小山潤さんと岡﨑裕之さんの論文に向けての文章作成は、少しずつ形になっています。
事例企業をどの企業にするのか、一緒に考えると、一人で考えるより、考えが浮かんできて、適当な事例企業が見つかりそうです。研究論文の完成に向けて、頑張りましょう。
2014年7月11日(金)