東かがわ市のJR引田駅前に来ています。
JR引田駅前は、何も無い駅前です。駅舎の中は、花が一杯飾られていました。 四国(5)
鳴門から高松に向かう、国道11号線を、何かを期待しながら走っています。事前調査も無しの、ぶっつけ本番です。ここはどこかと、東かがわ市の探索マップを入手しました。
東かがわ市は、香川県の東部にある市で、徳島県境に接している市です。
JR引田駅の駅前に来ました。車を停めて、駅舎を覗いてみます。
駅舎の周りには、地域の人たちが花を植え、駅舎の半分を使って、喫茶店を経営しています。
ホームは相対式、島式2面3線で1番のりばが一線スルーになっています。
対面ホームへは、陸橋を渡って行き来できるようです。
感心したのは、無人駅なのに、季節の花で、駅舎が花一杯になっていました。
この近くには、成田山の分祠があるそうなので、そちらに行ってみることにします。
旧阿波街道に面したところにある、東面山西向寺積善坊に来ました。
車から降りて、日差しの強いお寺の境内を歩いて、本堂にお詣りしてきました。
なるほどと、頷いたのは、「むずかしいなあ と思う人生も 努力によって やがて 安楽となる」という教えです。
四国を回れば、あちらこちらで目にするのが、弘法大師の教えです。元々、仏教の一つの宗派が、本家の仏陀の教えを凌駕するほどの隆盛ぶりです。
お墓参りの心得は、全部で10個の心得が記載されていました。
1.先ず本堂のご本尊さまにお参りしましょう
2.正月・春彼岸・秋彼岸にお参りしましょう
3.祥月命日にはお参りしましょう
4.誕生日にもお参りしましょう
5.祝い事があればお参りしましょう
6.夢をみたらお参りしましょう
7.迷いがおきればお参りしましょう
8.歎きがあればお参りしましょう
9.感謝と報恩のためにお参りしましょう
10.近くに来たらお参りしましょう
積善坊の南側にある、善覚寺の門です。今に、蝉の声が聞こえそうなほどの、暑い日照りの日です。お詣りする人の影はなく、松葉博雄と奥さんの、二人だけの境内です。
積善坊の仁王像は、ディズニーのアラジンに出てきそうな色彩です。
寺社仏閣は、その造りが大きいほど、その霊験と御利益が、比例しているように、勝手に思ってしまいます。例えば神社なら、出雲大社や、伊勢神宮、仏閣なら東大寺や唐招提寺などです。
城下町だったこの通りも、ほとんどシャッターが閉まって、人通りがあまり見られません。歩いてみたいと思わなかったので、引田の旧街道は、散歩をしませんでした。
神戸に帰る時間もあるので、どこを折り返し地点にするのか、そろそろ考える時間になりました。さぬきに来たからには、必ず寄らないといけない場所に行きます。それは、本場のさぬきうどんのお店です。
2014年5月29日(木)