鳴門のドライブ途中で、道端の店で魚の買い物をするときは、分散して買った方がリスク回避になります。
鳴門の国道11号線を走っていると、お魚の干物や、活魚を販売しているお店が、沢山ありました。 四国ツアー (3)
鳴門の国道11号線を、海沿いに、高松に向かって走っています。観光名所は、特に何にもないと思っていたら、次々と道路沿いにお店が並んでいました。
一つ目は、「天然地魚 とりが丸水産」です。これまでの経験では、道端に並ぶ簡単な店舗で、商品を買うのは、後で後悔することが多くありました。通りがかりのドライブ客を相手に商売するのと、地元のリピーター客を相手に商売するのとは、信用度が違うからです。
お店の前には、沢山の一夜干しが並んでいます。一夜干しが大好きなので、車を停めて見てみます。どれも美味しそうな一夜干しです。
さらに、あさりがありました。これまでの買い物経験では、一カ所でまとめ買いをすると、安くしてくれる反面、別の店を見てみないと、比較が出来なくて、リスクが高いのです。
目に留まったのは、ノドグロ・イトヨリの開きです。
カニが、手足を縛られて、水槽に入れられていますが、その中の一匹だけ、どういうようにしたのか、手足が括られている紐が切れていて、手足が自由になっています。こちらを睨んで、ハサミを広げています。
干物コーナーには、漁師が作った干物が並んでいます。
のどくろがあったので、のどくろを買うことにしました。
獲れたての魚が購入できるコーナーがありました。生きて、泳いでいるモンゴイカ、タチウオなどもあります。
捕らえられて、水槽に入れられて、購入者が来るまで生かされている魚にとってみれば、お客さんは来ない方がいいです。店主は、少しでも魚が活きの良いうちに、購入者が来てくれることが良いのです。
続いて、11号線を走っていると、先ほど昼食をとった「びんび家」の近くにある、JF北灘 さかな市がありました。ここにも、車を停めて寄ってみます。
目的は、さっき買った魚の値段の比較です。もうひとつは、新しい商品の発見です。ここは、徳島県地産地消協力店です。漁協おすすめの、獲れたての鮮魚が揃っています。
ここでは、生け簀で泳いでいる鮮魚が購入できるそうです。
施設の中には、獲れたての海鮮料理を食べられる、「漁協食堂 うずしお」もあります。先ほど「びんび家」で昼食を食べたので、今回は見送りです。びんび家よりも、うずしおの方が、価格的には安いことがわかりました。
長持ちする一夜干しの魚が、ここでも並んでいました。たちうおの開きは2尾で560円です。
先ほどの店より、こちらの店の方が安いのには驚きました。やはり、最初の一つの場所で沢山買ってはいけません。基本通り、分けて買うべきです。
「鳴門のお魚を食べよう!」ポスターに沢山の種類が並んでいます。
この場所は、地図で見ると、淡路島を渡って徳島県に入ってすぐ、鳴門インターから近い、播磨灘に面した場所にあります。
四国全体で見ると、この辺りです。関西から来たら、徳島県の、特に、四国の玄関口です。
JF北灘 さかな市には、チンパンジーが「まいどおおきに」と愛想をしてくれる食堂があります。
食堂の周りには生け簀が沢山あって、松葉博雄が好きな魚、タモリが泳いでいます。
イベントもたくさんやっているそうです。ゴールデンウィークには、「魚のつかみ取り」をやっていたみたいです。その他、不定期で観光定置網見学ツアーや、ハマチの餌やり体験などもやっています。
後ろは海辺です。散歩道がありました。
水面が穏やかに凪いでいます。この時間、地元の漁師さんたちは見あたりません。
この辺り、住むにはいいなぁ、食べ歩きにはいいなぁ、ドライブにはいいなぁと思うような場所でした。
2014年5月29日(木)