料理旅館では、料理の品数を増やすより、好みの料理を用意してくれた方が、嬉しいです。

料理旅館の料理の品数は、食べきれないほどの品数で、質より量で顧客満足を追求しているみたいです。 U君と静岡県熱海市(7)

料理旅館の石亭の庭石を見て回り、そしてお風呂に入って、戻ってきました。これから朝ご飯です。

朝ご飯はお魚を選べることになっていたので、松葉博雄は、干物の焼き魚を選んでいます。

蓋を開けていくと、いろいろなお料理が出てきました。炊き合わせ、これは今の季節の、春の野菜の炊き合わせです。

奥さんと、「昨日のような豪華なお料理じゃなくても、今日のこの朝食ぐらいの量で、おなかは満たされるなあ」という話になりました。

もう、あまりたくさん食べるより、ちょっとだけでいいんです。

しかし旅館にとってみると、これでもかというくらい良い料理を出して、そして高い付加価値を付けていかなければ、収益が上がりません。

かますもありました。帰りに買いますが、熱海は干物が有名です。

ちょっと前に行った、彦根のやす井の方が、石亭の料理より美味しかったように思えます。松葉博雄の奥さんは、そのことを是非、やす井の女将さんに伝えて欲しいと願っていました。

食後にコーヒーがでました。うんっと薄くして欲しいと注文しましたが、それでもまだ濃い感じがしました。

U君が、寝間着から今日の服に着替えて、松葉博雄のところへやってきました。

今日はこれから富士山を見に行くことになっています。U君は富士山を見たことがないので、どんな感じを受けるでしょうか。

昨日の雨のお天気と打って変わって、今日はとても良いお天気になりました。今日のお天気なら、石亭の飛び石を歩いても、滑る心配はありません。

Mちゃんも一緒です。

U君はMちゃんを、とてもよく可愛がってくれているため、みんな助かっています。

車の迎えがあって、10時頃には石亭を出ます。これから熱海の山越えをして十国峠のほうへ向かいます。

2014年3月21日(金)