神戸から高松まで、高速バスで2時間半です。

神戸から高松に行くには、淡路島ルートを通ります。明石海峡大橋と、鳴門海峡大橋が、本州と四国をつないでくれています。  高松ツアー(1)

神戸から高松に行きます。 高松にご縁ができました。 ミント神戸の前のバス停からバスに乗って、高松に行きます。

四国はこれまで、淡路から日帰りドライブや、阿波踊り、道の駅巡り、八十八ヶ所のお寺巡りなどをしてきました。今回は、2泊3日の予定です。

三宮から淡路島を通って、高松に行くルートが最短距離のようなので、バスを使って高松に行くことにします。今の時代は、インターネットを経由して、バスの予約と宿の予約ができるようになりました。

インターネットで予約をすると、予約をされた宿は、仲介手数料を払い、更に、お客様にも多少の割引があり、コストを負担するのはホテルですが、それでも集客はインターネットに頼らざるを得ない時代です。

バスなら運転の気遣いがありません。シートに寝そべって、移りゆく車窓から景色を見ることも、ビールを飲むこともできるので、気分的には楽です。

途中、トイレ休息は淡路の緑パーキングで、一度だけありました。バスの車掌さんも、バスから降りて、缶コーヒーを飲みながら、タバコを吸っていました。

淡路島の山は所々、桜が咲いていることがわかります。桜の木は普段は山に隠れて、どこに桜の木があるかわかりませんが、一年に一度、この開花の時期だけは、桜の存在が目に立ちます。

バスの予定時間は、およそ2時間半です。鳴門大橋を渡る頃は、ほぼ半分の走行距離が消化されたあたりです。

乗用車に比べて、高速バスの座席はやや高く、普段見られない景色が、バスからだと見えてきました。

四国に入り、中央高速道路を進んでいくと、次第に高松が近づいてきました。高松が近づいたことが分かるのは、台形の山の屋島が見えてきた頃です。

屋島は昔、源氏と平家が戦いをした、古戦場です。

高松市内に入ると、高速バスは市街地を走るようになり、スピードはうんと遅くなり、この為に、所要時間が長くなっていることが、乗ってみてわかりました。

高速バスのバス停は、JR高松駅のすぐ側です。JR高松駅の前は、広場があります。その広場の向こうに、今回2泊するホテル、JRホテルクレメント高松が見えています。

今日泊まるホテルは、JRホテルクレメント高松です。JR高松駅から徒歩1分と、アクセス抜群です。

これから時々、このJRホテルクレメント高松を、利用することになりそうです。ホテルの中に入って、生け花を触ってみると、本物のゆりの花でした。安っぽいホテルだと、これは造花になります。

部屋に入って、窓越しの景色を見ると、すぐ下に、高松港の船着き場が見えました。向こうに見えたのは、先ほど通り過ぎた、屋島です。

ホテルに抜かれてすっかり目立たないのは、高松城でした。気の毒なくらい、JRホテルクレメント高松に見下ろされています。

高松市は、四国の玄関口と言われていますが、なるほど、高松にはJRが繋がり、船も各航路と繋がって、交通の要所です。

今夜の夕食は、このJRホテルクレメント高松の中にある、中華料理のお店になっています。しばし、ビールを飲みながら、高松港の景色にみとれていました。

2014年4月2日(水)