あたみ石亭の夕食は、料理長の諸澤保和さん作った和食です。和悦初花の御献立です。

あたみ石亭は村上千恵子社長のいしのWAグループの宿です。 U君と静岡県熱海市(3)

夕食です。石亭の料理は、美味洗練を極めた京風懐石です。地元の新鮮な山海の幸から厳選する目を持ち、伝統の技術と斬新な手法を融合しています。

伝統の味、感動の域となる趣にこだわり、石亭流の技と心を込めた一椀一皿が、膳という限られた空間に移りゆく季節が映し出されています。

食前酒は梅酒が出てきました。

先付には、桜花豆腐、蕨、雲丹葛油、山葵、たらの芽、長芥蛤浸し、車麩が出てきました。

前菜は、サーモン桜葉寿司、蕗芽、はじかみ、煮凍り、紅キャベツ甘酢、ブロッコリー、子持ち若布、牡蠣床漬け、ミニ大根です。

吸物は、うぐいす仕立てで、蓮根饅頭、海老葛打ち、人参、うるいが入っていました。

部屋に備え付けの冷蔵庫には、瓶ビールが入っています。サービス係の礼子さんは、生ビールはどうですか?と、その一言で、生ビールを厨房から運んで頂きました。

さて、この生ビール一杯いくらでしょうか?後から分かった答えは、900円でした。

U君は、子供用の浴衣に着替えて、温泉客らしくなってきました。松葉博雄の隣に座って、一緒に食べたいという期待に応えて、席は隣になりました。

鳥かごに入っているような御料理が出てきました。なんでしょうか?篭を開けてみれば、お刺身でした。

生蛸、帆立、牡丹海老、地魚白身防風、花穂、紅蓼、山葵が篭の中に入っています。

焼物は、朴葉焼、蕗味噌、蚕豆、鰤、大根、蛍烏賊、こごみ、百合根、パプリカ、白髪葱です。

かなり具材が入っていて、とても味わい深い御料理ばかりです。夕食はこの後も続きます。

2014年3月20日(木)